深圳の産業パーク、ロボットで感染対策

news

10日、星河WORLD産業パークのロビーに立つYOGO ROBOTが開発したロボット。(深圳=新華社配信)

【新華社深圳2月14日】中国各地の企業が相次いで作業を再開する中、職場での新型コロナウイルスによる肺炎の感染予防・抑制対策が重要になっている。不動産投資・開発企業の深圳市星河産業投資発展集団は現在、同社が運営する星河WORLD産業パークを「ロボットによる感染対策実行エリア」とし、スマートロボットがビル内の消毒や小包の配達などを行っている。

同パークには700社を超える企業が入居し、2万5千人以上の従業員が在籍している。今回、感染対策用ロボットとして導入した10台のロボットは、入居企業で深圳市初の消毒ロボットメーカーでもある「YOGO ROBOT」が開発した。

10日、ロボットに搭載されたディスプレー。(深圳=新華社配信)

YOGO ROBOTの関係者は、同社が独自に開発した「YOGO消毒ロボット」は主にオフィス内の日常的な消毒に用いられ、作業経路をロボット自身が設定してビル内の公共エリアをまんべんなく消毒できると説明する。

ロボットはビル内の環境をリアルタイムに感知し、歩行者を避けて消毒を行う。人の往来が集中する場所や建物の死角では、システムが自動的に滞留時間を延長し、消毒液の濃度を上げて徹底的に作業を行う。

10日、通行人を避けて消毒するYOGO ROBOTが開発したロボット。(深圳=新華社配信)

ロボットはビル全体とIoT(モノのインターネット)システムでつながっているため、物理的な接触を必要とせず、ゲートを通過し、エレベーターに乗り、ビル内を自由に移動して、自動で作業をこなす。消毒作業の所要時間は100平方メートルの広さで約3分間と、人手に比べてより広範囲かつスピーディーに済む。

ロボットは「清掃員」の他、配達機能を備えた「出前配達人」でもある。注文を受けた順に荷物や出前、郵便物などを配送できるため、ビル内で人と人との接触を減らせるだけでなく、受け取りの際にウイルスに感染するリスクも軽減できる。(記者/王豊)

10日、自動でエレベーターに乗るYOGO ROBOTが開発したロボット。(深圳=新華社配信)

タグ: 新華通信社

関連記事

関連コンテンツ

最新ニュース20件