五輪代表目指す現場に不安=選考会中止、連盟も混乱―競泳

news

日本水泳連盟は25日、東京五輪の競泳代表選考会となっていた日本選手権の中止を決めた。4月2日の開幕が迫る中、24日に五輪の延期が決定。会場がある東京都の新型コロナウイルス感染者の急増が25日に明らかになっても、日本水連は常務理事会でゴーサインを出した。だが、直後に小池百合子都知事が外出自粛を要請すると、一転して中止というどたばたぶりだった。 もともと、ウイルス感染拡大を受けて水連は選考会の開催可否や方法を議論し、期間を短縮して無観客で行うことにしていた。先の見えない状況で選手やコーチに不安が募る中でも、水連が選考会を実施しようとした十分な理由もあった。4月に合わせて調整してきた選手のために予定通りに代表を決め、その後の時間を強化に使おうという考えだった。 結局選考会は先延ばしになり、何も決まっていない状況に。五輪出場経験があるベテラン選手のコーチは「五輪自体の日程が決まらない限り、いずれにしてももやもやはある」と話す。 昨夏の世界選手権で2個の金メダルを獲得した瀬戸大也(ANA)だけは代表権を持っており状況が違う。好調を持続し今年の夏に照準を合わせていただけに切り替えは簡単ではないが、以前に「調子がいいときにいけるところまでいって地力を伸ばせば、(本番で)少し駄目だったとしても勝てると思う」と話していた。引き続き日本チームを引っ張るような存在であることが期待される。(了)

関連記事

関連コンテンツ

最新ニュース20件