天津の中日合弁企業、官民連携で職場復帰推進 すでに職員復帰率97%

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3月25日、席を離して食事する天津愛普生の従業員。(天津=新華社配信/劉惟真)

【新華社天津4月2日】中国天津市南開区にある中日合弁企業、天津愛普生(エプソン)は、プリントヘッドやインクカートリッジ、インクパックなどプリンターの主要部品や付属品、関連商品を生産している。今年の春節(旧正月)後、新型コロナウイルス感染症の猛威により、同社では一時的に生産活動の停止を余儀なくされた。

同社の于湧強(う・ゆうきょう)副総経理は「2月初めに感染が国内でまだ爆発的な広がりを見せている中で、出荷しなければならない海外からの受注もあったため、当時は職場復帰の可否や時期、安全対策などが何よりの気掛かりだった」と振り返った。

3月25日、天津愛普生の食堂入口に設置された料理受け取り注意事項を示すプレート。(天津=新華社配信/劉惟真)

同社が早急な従業員の職場復帰を願っていることを知った同市南開区商務局の陳庶彧(ちん・しょいく)局長や王宏運(おう・こううん)副局長ら幹部は直ちに、チームを率いて同社の状況を詳しく視察した。工場の生産ラインから会議室などのオフィスエリア、食堂や廊下などの公共エリアまで調べ、防護のための消毒法からピークをずらした従業員の合理的復帰と配置方法、食堂で列を作って並ぶ際に空けるべき距離から食事の座席配置のあり方まで、幹部たちが一つ一つきめ細かく助言し、企業の従業員職場復帰計画の大枠作りを支援しつつ、細部まで漏れなく目配りした。

3月25日、天津愛普生の食堂に準備された従業員のための消毒用品。(天津=新華社配信/劉惟真)

市外からの200人近い従業員の職場復帰を解決するため、同社に出向した幹部と会社、委託先企業の責任者が連携し、他省・市にいる従業員の所在地を一つ一つ洗い出し、所在地域のリスク別に分類していった。同時に専用の車両をチャーターし、市外の従業員を何回かに分けて会社に迎えるプロセスを支援した。

前もって各種の適切な手配を重ねた末、ついに2月25日、企業の生産ラインが再び稼働し始めた。

関連部門の支援の下、天津愛普生は急速に勢いを取り戻し、通常の生産活動状態へと復帰しつつある。現在、すでに97%以上の従業員が持ち場に復帰し、受注への影響も完全に回避できた。(記者/劉惟真、尹思源)

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