【CRI時評】公然とマスクを強奪、米国の「民族身勝手主義」は頂点に達した

news

新型コロナウイルスの爆発的な流行が始まって以来、米国が、他国が感染症対策のためのマスクなどの物資を調達することを「阻止」したとのニュースが、絶えず報じられている。対策用物資を「強奪」された国の中には、米国の盟友国も多い。カナダ放送協会(CBC)によれば、欧州から南米に至るまでの米国の盟友国は、いずれも不満を抱いているという。米国はかつての「西部大進出」のような見境のないやり方、すなわち高額を提示したり直接に差し押さえたりするなどの方法で、現状では全世界で欠乏している医療資源を強奪している。米国はそれ以外にも、朝鮮戦争の時期に制定した「国防生産法」を使って、自国からの医療物資の輸出を差し止めた。

米国の盟友国は緊急手段を用いて物資を保護し、米国の行動に対して批判と非難を加え、さらには失望と落胆を次々に表明している。感染症の予防・抑制活動とは、鏡のようなものだ。米国の一部政治家の身勝手で醜い本質が、その鏡に映し出されることになった。また、国際社会はさらに一歩進んで、いわゆる「アメリカ・ファースト」の真の意味をはっきりと見極めることになるだろう。すなわち、国際社会や盟友国とは、米国の国益に奉仕するだけの存在ということだ。

実際に、米国の「民族身勝手主義」のために、大西洋を挟んだ米国と欧州の関係は、早い時期から傷だらけになってしまった。盟友である欧州の北大西洋条約機構(NATO)加入国に軍事費の大幅増を強要したこと、欧州とロシアの正常なエネルギー協力に制裁を科したこと、さらには貿易保護主義の鞭を欧州の国に向かって立て続けに振り上げたことなど、米国の一連の挙動は、米国と欧州を日増しに疎遠にしている。

盟友国に対する米国の情け容赦ない仕打ちについて、フランス紙「ル・モンド」にこのほど掲載された学者であるピョートル・スモラー氏による文章は、新型コロナウイルスの感染拡大によって、もともと対立要素が多かった米国と欧州の関係に「新たな戦場」が出現したと論じた。

米国のポンペオ国務長官はかつて演説の際に「我々はうそをつき、だまし、盗む」と口走った。現状を見るに、「我々は強奪する」を付け加えてもよいようだ。このような米国という国と直面して、欧州評議会のトゥスク前議長が「こんな友人がいるのだから、もう敵は要らない」と嘆じたことにも、うなずくことができる。(CRI論説員)

関連記事

関連コンテンツ

最新ニュース20件