中国のマンションはすぐ劣化するのが普通、「なぜ日本は築40年でも買い手がつくのか」=中国報道

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中国の建物は、築年数からは想像もできないほど劣化が激しく、10年前の建物でもかなり古く感じるものだ。中国メディアの今日頭条は20日、日本では築40年の中古マンションでも売れると紹介し、その理由を分析する記事を掲載した。

記事はまず、日本と中国の中古住宅の違いを紹介。写真を並べて比較しているが、築46年の日本のマンションの方が築34年前後の中国のマンションよりもずっと新しくてきれいに見える。記事は、「日本では古くても買い手がつくのは当然だ」と感心している。

この違いの1つは「メンテナンス」にあるという。中国のマンションにも管理費はあるのだが、団地の緑化、壁の塗り替えなどのメンテナンスといった本来の目的には使われず、ほとんどが銀行に預けたままだとしている。メンテナンスに使われた額は、ほんの1%前後だという調査もあるほどで、仕方がないので自費で修繕を行う住民もいるそうだ。

では、日本ではメンテナンスはきちんと行われているのだろうか。記事は、日本にも修繕積立金というものがあり、中国のように一括払いではなく毎月積み立てるもので、中国よりも金額が大きいが「きちんと目的通りに使用されている」と紹介。支出は公開する仕組みになっているので目的通りに使わざるを得ず、住民がかなり関わっていると伝えた。

記事はもう1つの理由として、「建築基準が厳しい」とも指摘。そのため日本の住宅は寿命が長く、中古住宅を購入してもきれいに使えば何十年も住めると紹介した。

実際のところ、中国の中古物件は立地条件の良い物件などは値段が決して安くはないのだが、建物そのものは古びていて、値段相応の価値があるようには見えない。この点、手入れのされた寿命の長い日本の中古住宅は、中国人にとって「お買い得」に感じるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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