梅田記者と全人代を追う(1):“ついに”開幕!変更点は?

news

2020年の全国人民代表大会および政治協商会議特集ページはこちらから

ついにスタートした、全国人民代表大会(全人代)!このシリーズではCRI日本語部の梅田謙が、CRIのニュース記事などを追いかけながら、全人代をより深く知るためのお手伝いをしていきます。今回は日程変更の経緯を振り返りつつ、今年の変更点をご紹介します。

さて、冒頭で「ついにスタート」と表現したのは、本来は3月5日に予定されていた開幕が、新型コロナウイルスの影響で延期となっていたためです。

参考記事1:第13期全人代第3回会議、2020年3月5日に北京で開催(2019.12.29/CRI)

参考記事2:全人代常務委会議で第13期全人代第3回会議の延期開催草案を審議(2020.2.17/CRI)

中国の歴史を振り返ると、全人代が最初に行われたのが1954年9月、年に一度の開催が定着したのが1978年、そして「3月開催」が定着したのが1985年ですが、それ以来、「3月開催」が延期になったのは今回が初めてです(ちなみに、全人代が3月に定着した理由については昨年の記事「記者日記(3月2日):どうして全人代は3月開催なの?」をご覧ください)。

まさに異例の事態ですので、われわれメディアの人間も、今年はどうなるのかと落ち着かない日々を過ごしましたが、4月29日に「5月22日開催」の正式な発表がされたことで一安心となりました。

参考記事3:全人代5月22日に開幕、政協は21日から(2020.4.29/CRI)

全国人民代表大会と政治協商会議の開催日程の通知画像(提供:新華社)

それでも、世界的にはコロナ禍の脅威が続く中での実施のため、様々な面で工夫が凝らされています。最大の変更は会期が7日間に短縮されたことです(去年は3月5日〜15日までの10日間)。中国全土から全人代代表と政協委員が集うという性質上、できるだけコンパクトな会議とすることは感染症対策の面では必須の対応でしょう。

参考記事4: <全人代>第13期全国人民代表大会第3回会議の会期発表(2020.5.21/CRI)

感染症対策と言えば、取材陣にとって大きな変化はオンライン取材が実施されるようになったこと。たとえば、各種会見は例年通りに人民大会堂で行われますが、現場にいるのは主に会見を受ける代表や政府関係者のみ。記者たちは人民大会堂から約7キロメートル離れたところにある梅地亜中心(メディアセンター)に詰めて、2つの会場がオンラインで結ばれます。

そうした取材形式に関する変化は、CRI日本語部の全人代担当記者・斉鵬(さい・ほう)アナが、昨日配信されたばかりの映像番組『AちゃんのChinaNow:全人代ついに開幕!今年の変化は?』で紹介してくれています。

なお、全人代の取材においてCRI日本語部で毎年注目している、総理による「政府活動報告」は昨日22日午前の開幕式で行われ、外交部長による記者会見は明日24日午後に開かれる予定となっています。ぜひCRI日本語放送およびCMG(チャイナ・メディア・グループ)の報道を通してご注目ください。

そうそう、全人代をより深く知るためには、昨年までの経緯を振り返ることも大切です!CRIの去年の特集ページも振り返りながら、今年の報道を追ってみてはいかがでしょうか。(梅田 謙)

昨年の全人代・政協特集ページはこちらから

梅田が担当した「CRI記者 現場からのリポート」もぜひご覧ください!

関連記事

関連コンテンツ

最新ニュース20件