コロナ禍で職探しが大変…子育て女性の悩みとこれから考えたいこと

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第1波は収まりを見せつつあるものの、今後、第2波や第3波が来る可能性もあります。こうした中、難しいのが子どもをもつ女性の仕事開始や再開時期でしょう。

突然の休校や登園自粛になることもあるコロナ禍では、「仕事を始めたい」「パートを再開したい」という女性が、なかなか身動きがとれなくなってしまいます。先行きが見えない今、できることは何でしょうか。

子育て世帯の抱える不安

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突然の休校や登園自粛となった場合、仕事を休むのは母親という家庭が多いでしょう。そうなると、この春から仕事を始める予定だった女性や、働いていたけれど休みを取っていた女性の仕事の開始・再開時期が見えなくなってきます。

新型コロナウイルスのワクチンや特効薬がない今、いつまた感染拡大が起こるかもわかりません。今年の秋や冬には、またピークが来るのではないかとも言われています。

この状況では、「今年は仕事を始めるのが難しいかもしれない」「いつになったら仕事を始められるの?」と不安になるものです。

共働きが主流の現代では、女性が働けなくなってしまうとダイレクトに家計に響く家庭も多いもの。

住宅ローンの支払いに困る家庭、毎月赤字になる家庭、夫の収入に不安を感じる家庭もあるでしょう。場合によっては、女性が稼ぎ頭にならなければならないケースもあるのです。

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平時よりもさらに職探しが難しい

そもそも小さな子どもを持つ女性の場合、平時でも就職が難しいところがあります。子育てをする以上、「仕事ができる曜日や時間が限られている」「看病による急な休みが必要」などの条件があるため、初めから業種や職種の選択肢が狭いのです。

3人の子育て中の筆者は現在地方都市に住んでいますが、人材派遣会社の担当者に今の雇用状況を聞いたところ「派遣が更新されないケースも増えていますし、企業が求人を控える動きも出ています」とのこと。

一方で求職者の動向については、「応募は増えていて、普段応募が少ない業種にも殺到しています」といいます。

新型コロナウイルスの危機がある状況では、いつまた休校や登園自粛になるか分かりません。普段以上に就職や仕事を続けること自体が難しい状況です。

地方でもテレワークが加速

一方で、人材派遣会社の方からは「地方の中小企業でもテレワークを試し始めています」という話もありました。新型コロナウイルスで先が見えないのは、企業側も同じこと。テレワークの必要性を感じたり、実際に試す企業は今後ますます増えるでしょう。

企業によっては、完全にテレワークのところもあれば、週1出勤、週半分の出勤など、様々なスタイルが採用されています。こういった動きは、子育て中の人にとっては今後、職業選択の幅が広がるという希望がもてます。

また、テレワークになれば、急に子どもの看病が必要となったときも対応がしやすくなるでしょう。

もちろん高熱などの際は、心身ともに看病が大変なため休みを取るべき。しかし「熱が下がって元気になってきたけれど、まだ咳が残っていて食欲も戻らず、登校や登園には不安がある」といった場合には短時間、または年齢によっては通常通り仕事をすることも可能です。

このように、テレワークの場合は「丸1日休まなくてもいい」のがメリットの一つ。たとえば朝早くの1時間や、子どもが寝た後の1~2時間に業務を行うこともできまです。出社では「丸1日休みをとらなければならない」場合でも、仕事が続けられるのは嬉しいことです。

在宅でもできる仕事に視点を当ててみる

企業のテレワークは一時的なもので終わらず、継続される可能性もあります。今後のテレワーク化を見据えて、テレワークが可能な職種の資格などを取得するのも良いでしょう。

また、現在在宅でもできる仕事の募集もされています。たとえばテレアポ、コールセンター、ライター、WEB製作、WEBデザイナー、DTPオペレーター、SEなど。こういった職種の中から、適性や経験、希望、将来性などを考慮して仕事を始めてみるのも良いでしょう。

どんな環境下であれ、大切なのは今自分ができることをコツコツとやることです。1~2年は続くといわれているコロナ禍と、その先の未来を見据え、今できることを考えていきましょう。

宮野 茉莉子

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