青空を守る戦い、オゾン濃度の上昇が今後の汚染対策の重点に―中国

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2019年、オゾンの濃度が明らかに上昇し、PM2.5に続き「優良日数」に影響を及ぼす重要な要素になった。中国生態環境部がこのほど開催した記者会見で、生態環境部大気環境司の劉炳江(リウ・ビンジアン)司長は、「昨年と比べて、今年の大気汚染ガバナンスの最大の変化は、オゾン濃度の上昇の問題について夏季にVOC(揮発性有機化合物)総合ガバナンス難関攻略を実施することだ。すでに始まった第14次五カ年(2021-25年)計画大気汚染対策特定計画の編成において、特にオゾンの前駆体であるVOC及び窒素酸化物の排出削減目標を設定する」と指摘した。科技日報が伝えた。

オゾン汚染はなぜこれほど深刻な状況になっているのだろうか。劉氏は「汚染源を見ると、オゾンの前駆体となる窒素酸化物とVOCの排出量が依然として高止まりしている。VOCの排出源は多く分散しており、効果的に抑制されていない。高温で雨が少ないといった極端な気象はオゾンの生成を促す。2013−19年のうち過去最も暖かい年が5年あった。世界のオゾンのバックグラウンド値の上昇が続き、平均で毎年1マイクログラム上昇している。欧米日などの北半球の国でも、オゾン濃度が上昇傾向を示している」と分析した。

劉氏は、「VOC及びオゾン汚染を抑制するためには、正確な時間、正確な空間、正確な業界を重視すべきだ。時間についてはオゾン汚染が最も深刻な夏季、つまり6−9月に焦点を絞る。空間については北京・天津・河北及び周辺地域、長江デルタ地域、汾渭平原、江蘇省・安徽省・山東省・河南省の境界地域に焦点を絞る。業界については石油化学、化学工業、工業塗装、包装・印刷、石油製品の保管・輸送・販売に焦点を絞る」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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