ウイリアムズ、チーム施設や歴代マシンを担保に約37億円の融資を確保

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ウイリアムズは今年の4月、運営資金の調達のため、融資を受けることを決断。この融資は、長年同チームの金融パートナーを務めるHSBC(香港上海銀行)と、ウイリアムズのドライバーであるニコラス・ラティフィの父親であるマイケル・ラティフィが所有するラトルス・レーシングとの間で取り交わされた。

この契約は、元々2015年の段階でHSBCとの間で合意されていたローンの借り換えの一貫として行なわれた。ウイリアムズによれば、この変更は昨年12月にウイリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングを売却したことによって必要になったモノだという。

なお今回融資された総額は4500万ドル(約48億4000万円)であるという。チームは以下のように説明している。

「2500万ドル(約26億9000万円)を受領し、グループの土地や建物、工場、機械などが担保になっている。これは2022年の4月に全額が返済可能だ。そして毎年5%の利息が支払われ、2022年4月には、さらに年率5%の利息を含めて返済される」

「グループの歴史的遺産に対して、さらに2000万ドル(約21億5000万円)が確保されている。2020年の4月から、毎年5%の利息が支払われ、元本は2026年までの5年間で均等に分割払いされる」

なお今回の融資の合計額は4500万ドルだが、それに関わるコストと2015年にHSBCから借り入れた資金を返済した後、手元に残るのは約3500万ドル(約37億7000万円)相当額になる。

「グループがポンドとして受け取った総額は、HSBCに返済する金額を差し引き、約2800万ポンド(約37億3000万円)である」

ウイリアムズは先日、F1チームの売却に繋がる可能性がある、戦略的な見直しを行なっていくと発表。しかし今回の融資はいずれも、担保となっている資産に収益が生じた際、迅速に返済されると決まっている。

ウイリアムズのCEOであるマイク・オドリスコル曰く、融資の調整については非常に前向きであると語った。

「全体として、今回のことはグループの資産を効果的に活用しているということを示している。そして、現在の不確実な環境で、チームに資金を提供するために必要な財政的な準備である」

今回発表された報告書には、これまでタイトルスポンサーを務めていたROKiTとの契約解消についての情報も含まれていた。

「貸借対照表の日付(12月31日)には、ROKiTが支払うべき100万ドル(約1億700万円)があり、2019年に関する売掛金がある」

「2019年12月31日の時点で、さらに900万ドル(約9億7000万円)の売掛金と繰延所得が存在する。これは2020年シーズンのROKiTのスポンサーシップに関連している」

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