ある意味自給自足かな?自分の書いたキノコの本でキノコを栽培し、それを食べるという菌類学者の面白実験

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これがヒラタケの咀嚼音だ!

今年初めにアメリカで出版された著書のPR動画はとにかく変わっている。真新しいはずの本は、食欲旺盛なヒラタケに捧げられ、まるで古墳から発掘されたばかりの古文書のようだ。

そこには電極が取り付けられており、ヒラタケの生体電気を検出。これを振動に変換することで聞こえてくる奇妙なビートは、まさにキノコが本をムシャムシャと咀嚼する音だ(なお、キノコを使った新ジャンルの音楽もあるとのこと)。

The sound of Entangled Life being devoured by a fungus (Pleurotus).

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Electrodes record the bioelectric field of the #fungus and control an oscillator: the sound you hear is a real-time sonic representation of the activity of the fungus as it eats the book.

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cMichaelPrime pic.twitter.com/QiKFR4bqGy

— Merlin Sheldrake (@MerlinSheldrake) June 17, 2020

食欲旺盛、何でも食べるヒラタケ

動画の中でシェルドレイク氏が語っているように、ヒラタケはほとんどなんでも食べるという。原油からタバコの吸殻、さらには植物を枯らしてしまう除草剤までとにかくなんでもだ。お腹がペコペコならば、線虫を仕留めて殺すことだってあるのだそうだ。

キノコが本をガツガツ食べてくれるので、最初は嬉しく思いましたが、よく考えてみると、別に本の内容を気に入ってくれたわけではないですよね。

それでもホッとする眺めではありますけれど。究極の雑食性のキノコがちっとも食べてくれなかったら、少しへこみますからね。

今度は自分がキノコを食べる

そうやって健やかに成長したキノコ付きの本を手にとったシェルドレイク氏、「今度はキノコが食べられる番ですよ」と宣言。

Here is a video of me eating the mushrooms that sprouted from my book, Entangled Life: How Fungi Make Our Worlds, Change Our Minds, & Shape Our Futures.

They were delicious: I couldn’t taste any off notes, which suggests that the #fungus had fully metabolised the text. pic.twitter.com/wjhLdfvU4c

— Merlin Sheldrake (@MerlinSheldrake) June 23, 2020
塩漬けにする分は取っておいて、残りはフライパンで焼いて今から食べちゃいます。――というわけで、ただいまニンニクと油でヒラタケを炒めています。シンプルにね

食欲旺盛なヒラタケは栽培も簡単そうだ。ちなみにヒラタケは癖がなく、汁物、鍋物、炊き込みご飯、天ぷら、うどんなどさまざまな料理に利用できる。

最近自宅で手軽にできる「シイタケ栽培キット」が流行っているけど、ヒラタケもよさそうじゃん?Amazonで「ヒラタケの種駒」が販売されているので、ちょっと育ててみようかしら。食欲旺盛っぷりとか見てみたい。

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