ヤマハ、信頼性問題に直面か。検査のためエンジンを日本に送る

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MotoGPクラスにとっては開幕戦となった今季の第2戦スペインGP。ペトロナス・ヤマハSRTのファビオ・クアルタラロがキャリア初優勝を果たした。また、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)も2位に入り、ヤマハ勢がワンツーを飾る形となった。

しかしヤマハ勢にとって、完璧な週末だったわけではなかった。ストレートで最速だったアンドレア・ドヴィツィオーゾと比べ、時速12㎞もトップスピードで差をつけられていた。

また、バレンティーノ・ロッシはメカニカル・トラブルによってレースリタイアを余儀なくされている。彼のバイクは警告灯が点いた後、セーフモードに入ってしまい、ロッシはコースサイドにバイクを止めた。

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motorsport.comの調べによると、ビニャーレスはスペインGPの週末に、今季使用できる5基のエンジンのうちすでに3基を使用。ロッシも2基を使用したという。

ヤマハは検査のため、ビニャーレスとロッシそれぞれに割り当てられたエンジン1基を、日本の拠点に送ったようだ。

ヤマハは現在、問題の原因を突き止めることができておらず、今週末の第3戦アンダルシアGPでは回転数を下げてエンジンを運用することを検討している可能性がある。

ただでさえトップスピードが劣っているだけに、ヤマハにとって連勝に向けて大きな打撃となりうるだろう。しかもへレスでのアンダルシアGPの後は、パワーが重要なブルノ(チェコGP)およびレッドブルリンク(オーストリアGP・スティリアGP)での3連戦が待っている。

また、たとえヤマハが問題の原因を発見したとしても、エンジンは封印されているため、対策を施すことができない可能性がある。

ただ、アプリリアは信頼性および安全上の理由から、エンジンの部品(ピストンだと考えられている)を交換する特別な許可を与えられた前例がある。

つまりヤマハも、問題が安全に関わるものであり、パフォーマンス向上につながるような変更でない限り、修正が許される可能性はある。

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