リサイクル用ゴミ箱から赤ちゃんの声 我が子を無情に捨てた母親を逮捕

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(MattGush/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

せっかく生まれてきた赤ちゃんを、タオルに包みゴミ箱に捨てて逃げた母親。あまりにも無責任で情のない行動に、驚きと怒りの声が上がっている。

■ゴミ箱から聞こえた音

シンガポールで暮らすある男性が、家の外で喫煙中に妙な音に気づいた。周囲を見回し、音の出どころはリサイクル用ゴミ箱の中だと確信。「きっと猫の鳴き声だ」と考えて家に戻り、義父に「ゴミ箱の中を確認してほしい」と頼んだ。

驚いた義父がさっそくゴミ箱内を確認すると、中にいたのは猫ではなく人間の赤ちゃんだった。タオルに巻かれ、紙袋に押し込まれた状態で捨てられていたという。

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■緊迫した救出活動

男性らは大慌てで赤ちゃんをゴミ箱からすくい上げようとしたが、紙袋が湿っていたのか一部が破けてしまった。「このままでは赤ちゃんが落下する可能性がある」と考え、ゴミ箱を傾けて赤ちゃんを引っ張り出し、紙袋とタオルを大急ぎではがしたという。

このとき赤ちゃんの肌にはアリが這い、噛まれた痕もあった。また両手・両足ともに血色が悪くひどく弱っていたというが、幸いにも命はあり、次第に大きな声で泣き始めたそうだ。

■赤ちゃんは病院へ

通報を受けた警官隊と救急隊が現場に駆け付け、赤ちゃんの状態を確認。幸いにも目立つケガはなかったというが、赤ちゃんはその後に病院に送られ検査を受けているという。

赤ちゃんを救った男性は、「発見が30分でも遅れていたら大変なことになっていたかも…」とメディアにコメント。仮にその30分を生き延びたとしても、ゴミごと処理場に運ばれていたら、赤ちゃんは亡くなっていたに違いない。

■母親を逮捕

捜査を開始した警察は、自宅前に監視カメラを設置している近隣住民に協力を要請。その映像を確認し、7月29日には母親とみられる29歳のインドネシア人を逮捕した。有罪判決を受けた場合、この女には最長7年の実刑判決が言い渡される可能性がある。

現在、当局は赤ちゃんの父親を特定すべく捜査を続けているとのこと。赤ちゃんの親族が見つからない、または見つかっても世話を拒否された場合、赤ちゃんを養子に出すことも含め、様々な可能性を模索することになる。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)

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