浮かんだ生首が私を睨んでいた(下)

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祖母の家には霊能者の人がすでにいました。スーツを着た40代くらいの男性でした。そして、私の目の前に座り少しして言われたことは、

「これはキツイです。いろんなものが娘さんにのっかっているので1つずつ剥がしていきます。先祖の方々が娘さんに助けを求めています。このままでは家が絶えてしまう、と。この方たちに納得していただき、さらに憑いているものを剥がしていきます。特にとりついている女性には時間と力が必要です。娘さんは・・・因縁の子です。寄りやすい体質です。修行をつめばその道の霊能をかなり発揮して人助けができると思います」

みたいなこと言われたこと覚えてます。親戚やらみんな泣いていましたが、ぼんやりしつつもこのころの私は泣いてる親戚とは真逆でした。反抗的というか……。

「因縁かなんかしらんけど変な家系なのはそんなん最初から自分で知ってるし、そんなの発揮したくないです」

という気持ちだったように思います。そして、なんか自分と違う感覚だったのです。

後で聞きましたが憑いていた女性は、出産後亡くなった女性とのことで、離れていただくのに霊能者の方、かなりキツかったみたいです。

『私、逆恨みされたのか…』なんとなく判っていました。『あの骨箱、写真、見てしまったし。未練と憎しみの象徴のような生首に睨まれていたから』四六時中ずっと部屋に浮かぶ生首、これは強烈でした。

お祓いは2~3度ほど受けました。経文が浴びせられ、いくつも数珠をかけられていたのは覚えていますが、興味あるお祓い体験、しかも自分のことなのに時間的なことや具体的にどんなお祓いだったのかなぜか思い出せません。オカルト大好物の私、こんなチャンスめったになかったのにです。

普通なら逐一記録したいのに。しかし当初は自分が自分でないというか、おそらくこれが霊に乗っ取られていたということなのかという体験でした。これはこれで貴重な体験でした。

しっかりした記憶とすればお祓いから1年ほどの間、常にすごくでかい長い数珠を首からぐるっと巻いていました。学校でも遊びでもどこでも。数珠は霊能者の方が用意したもので、箱を開けると「本金剛菩提樹(印度産)本瑪瑙」と書かれています。ネットでみると腕に巻く短いタイプでよく似たものがありますね。今も大切に保管しています。

数珠は御不浄(トイレ)では必ず取ってくださいと言われ、それ以外では肌身離さずつけるよういわれていました。その後宗教の勧誘や壺を進められることもなく(笑)、ほどなく気が付けば生首は現れなくなりました。

なぜ、先祖にお別れなどと一人で父方の実家に行ってしまったのか、後々考えると自分の行動が謎すぎました。というか、何かに呼ばれて行ったというほうが正しいのかもしれません。

母方の実家に行くのは大好きでしたが、父方の実家は近いにもかかわらず、陰気で色々良くないことがあり子供のころから怖い場所でした。母は新婚直後その家で同居した経験があり、そのころ義理の母に姓名判断とかの占いに連れていかれた先でそのまま住み続ければ30代で死ぬといわれたそうです。まあ、本人もあのまま住んでたら命取られてたと言ってました。

離婚したおかげでしょうか、病気はしましたが完治し、今も元気な70代です。4歳から怖い、不思議体験をしてきたのですが、自分で対処できなかったのはこの1件だけです。思い返すと悔しいです。負けた感がハンパないです。

結果からみると生首に魅入られ、乗っ取られ、祖母に迷惑までかけてしまった。人の念は本当に怖い。オカルト、心霊を信じてくれていた祖母や母はもちろんですが、有名な方なのか無名な方なのか、恥ずかしながら名前もわからないのですが、あの霊能者の方には今も感謝しています。

お医者様では治せなかったでしょうから。きっと精神病扱いになりますね。しかし、霊能者も医者も難しい〜、いざ見ていただくとなると本当に。

特にこの話はこの歳になって初めて公にメールして話すことができています。今まで思い出すと怖かった。でもアトラスラジオ、聞いててよかった。

こんなに毎晩不思議な話あるんですから。皆様のお話が凄くてこれくらい大丈夫!!って感じです。

いつも長文、乱文ですみません。敏太郎先生、愛夢様、スタッフの方々、お忙しい中、読んで頂きありがとうございます。これから暑い日が続きますのでお体くれぐれも気を付けて下さい。

また懲りずにメールさせていただきます。

(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©MShades

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