実は苦戦していた……PP獲得ハミルトン、マシンバランスに苦慮と明かす

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F1第4戦イギリスGPの予選で、メルセデスはフロントロウを独占。特にルイス・ハミルトンは自身91回目のポールポジションを母国戦で獲得し、そのタイムはコースレコードを更新し、3番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に1秒以上の差をつける驚異の速さでもあった。

オンボードカメラによって捉えられた彼の走りからは、地面にマシンが吸い付く様に安定している様が映し出されていた。

しかしハミルトンはこの予選において非常に難しい方向転換を図っていたと説明する。ハミルトンはQ3ではチームメイトのバルテリ・ボッタスに対して0.3秒の差をつけているが、Q1とQ2では彼に遅れをとっていた。

またQ2では序盤にハミルトンにしては珍しいミスもあった。ターン7でスピンを喫してグラベルへと突っ込んでしまったのだ。

「実際のところ、僕にとって素晴らしい予選セッションではなかったんだ」と、ハミルトンは振り返った。

彼は金曜日の走行後に行なわれた微妙なセットアップの変更が、ある点でマシンを不安定にさせていると感じていた。

「マシンのバランスに一貫性がなくて、苦戦していたんだ。Q2に進むと久しぶりにスピンを喫してしまった」

「幸運なことに、タイヤは問題なかった。だけどその後は別の新しいタイヤで戻って、これが良かった。そして落ち着いて、自分を立て直そうとした。予選は積み木みたいなものだ。だからそれを組み上げていくことが重要なんだ」

「恐らく最も難しい方向転換だったと言えるだろう。バルテリが速いラップを続けていたことはわかっていたからね。だからメンタルをリセットしてQ3へ向かい、あの2周を走れたんだから、最高の気分だ」

「バルテリは週末を通じてプッシュしていた。彼はここで信じられないほど速かった。最初のアタックでは彼に0.15秒のアドバンテージがあったと思うけど、彼なら2度目で同じペースまで引き上げてくるだろうということはわかっていた。だからもっと良いタイムを出すためのプレッシャーがまだあったんだ」

今回の結果は、メルセデスにとって7年連続のイギリスGPポールポジションでもある。ハミルトンはチームの取り組みを称賛し、限界を押し広げる姿勢に感謝を示した。

「ここでのパフォーマンスはとても信じられないものだ。このコースは世界でもベストなもののひとつで、今日のように風や温度が丁度いい日なんか特にそうだ」

「チームは驚くべき仕事をした。ファクトリーへ戻っても、そしてここでも素晴らしい仕事を続けてくれているチームには本当に感謝している。僕らはちょっとずつ、前進を続けているんだ」

「僕らは今のパフォーマンスに胡座をかくことなく、限界領域を押し広げようとしている。それこそが、このチームの最も印象的なことだ」

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