中国と日本の美の融合 在日30年の芸術家・王伝峰氏

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2日、「同芳」シリーズの展示準備を行う(左から)写真家の上田義彦氏、王伝峰氏、グラフィックデザイナーの中島英樹氏。(東京=新華社配信)

【新華社東京8月7日】中国出身で日本在住約30年の画家、王伝峰(おう・でんほう)氏の作品を集めた東京・銀座の王伝峰美術館では、中国と日本の芸術家がタッグを組んで美しい芸術作品を生み出していた。

日本の写真家、上田義彦氏が撮影した「同芳」シリーズ作品。(資料写真、東京=新華社配信/上田義彦氏提供)

王氏が中国西周時代の青銅器に鮮やかな緑のマツやシャクヤク、ランなどを即興で生けていき、それを日本の著名な写真家、上田義彦氏がディアドルフの50年もののカメラで写真に収めていく-。上田氏は「王さんは独特の美的センスを持っていて、東洋美術の視点で生け花作品を作る。私は日本文化に根ざした自分なりの美的センスと直感を使い、芸術的な瞬間を撮影する」と語った。

日本の写真家、上田義彦氏が撮影した「同芳」シリーズ作品。(資料写真、東京=新華社配信/上田義彦氏提供)

王氏によると、2人は3年前から銅器100点に花を生ける作品シリーズを撮影してきた。「作品を目にした人は、古代と現代、歴史と現在、精神世界と現実世界の融合を通じて、中国の美と日本の美の融合と衝突を体感する」と話す。

日本の写真家、上田義彦氏が撮影した「同芳」シリーズ作品。(資料写真、東京=新華社配信/上田義彦氏提供)

5年前には巨匠、篠山紀信氏とタッグを組み、世界的な建築家の隈研吾氏がデザインした建築空間で、アンティークの竹かごに即興で花を生けた。もっとも、王氏の本業は画家であり、花を生けるのはあくまでも趣味だという。魚の絵を得意とし、魚を題材とした王氏の作品は日本の切手に2度採用され、北京の釣魚台国賓館に飾られたこともある。(記者/郭丹)

王伝峰氏の作品「魚之秋」。(資料写真、東京=新華社配信)

王伝峰氏の作品「春日」。(資料写真、東京=新華社配信)

「同芳」シリーズ作品を見せる王伝峰氏。(資料写真、東京=新華社配信)

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