17番手から追い上げ8位。中上貴晶「予選位置が良ければ表彰台狙えた」

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MotoGPチェコGPで中上貴晶は後方グリッドから追い上げを見せ、8位入賞を獲得。彼は予選結果が悪かったことを悔やみつつ、レース中はタイヤのグリップ低下と右足の痛みに苦戦していたと語った。

MotoGP第4戦チェコGPで、LCRホンダの中上貴晶は17番グリッドと後方のスタートだったが、レースでは追い上げを見せ、最終的に8位シングルフィニッシュを持ち帰った。

中上は前戦アンダルシアGPでレプソル・ホンダのマルク・マルケスとのデータ比較を密に行なうと、ライディングを変更。良いリズムを刻めている状態が続いていただけに、彼も予選結果が足を引っ張ってしまったと考えているようだ。

また今回のレースでは、前戦の灼熱のコンディションで行なわれたアンダルシアGPで負った右足裏の水ぶくれが痛みを発する状態となっていたことも明かした。

「ヘレス・ツー(アンダルシア)ではよりリヤブレーキを使うようになって、(排熱などで)こういった状況が発生しました」と、中上は言う。

「(アンダルシアの)レース中に右足に妙なフィーリングがあったんですが、レース後からそれがどんどん大きくなっていきました。それで今回のレース中もかなりの痛みがありました」

「クリニカ・モバイルは本当に助けてくれて、いい仕事をしてくれました。ただ痛みが消えたわけではなかったので、レース中は痛みと格闘していました」

中上が説明したところによると、この状態を改善すべく、ブーツにスポンジを仕込んだり、いろいろと作業を行なってきたという。

ただ彼が前戦からマルケス・スタイルを学ぶ過程でリヤブレーキを多用するようになったことで、レース距離になると厳しい状態になってしまうようだ。

MotoGPはこの後も2週連続のレースがオーストリアで控えている。そのためHRCやクリニカ・モバイルとともに問題へどんな対処ができるかを模索していると彼は語った。

「ですが幸いなことに、僕らはいいスタートを切れて、アグレッシブに行くことができましたし、ポジションを上げて8位でフィニッシュすることができました」

そう語る中上。足の状態は別として、走りには自信を深めているようで、予選でのミスが無ければ表彰台も争えたと彼は考えている。

「5周ほどするとタイヤのグリップが大きく落ちて、マネージメントが難しかったです。でも、いい仕事ができたと思っています」

「ただ今日の結果は、予選で3列目や2列目からのスタートだったなら、表彰台を争えたと思います」

「もちろんこれはレースです。僕らは予選を改善する必要があります。知っての通り、今回は1回(のアタックで)タイムが抹消されたので、次戦では連続で2回アタックが必要でしょう」

「バイクは実際のところ悪くありませんし、改善していっています。なので今最も大きな問題は僕の足のほうですね」

Additional reporting from Gerald Dirnbeck

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