SUPER GTの無観客レースで「ファンの存在を再認識」…場内実況のピエール北川

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無観客で開催されているSUPER GT。SUPER GTのレース実況と言えば、ピエール北川氏が場内実況を担当し、会場に訪れるファンと一体となってレースを盛り上げるているが、SUPER GT 第1戦(富士)では無観客でも普段と何も変わらない実況を行なっていた。

SUPER GTの場内実況と言えば、スタート直前に場内を盛り上げる「Are You Ready?」の掛け声をかけることで有名なピエール北川氏だ。長年場内実況を担当しており、会場内はもちろんSUPER GTを取り扱うテレビ番組の「SUPER GTプラス」、ラップタイムをスマートフォンなどで見られるSUPER GTのアプリ「SUPER GT 2020 Timing App」、富士スピードウェイの場合は地元の御殿場FMなどで実況を聞いたことがある人は多いはずだ。

第1戦は無観客レースになったことでサーキットにファンはいないが、実際の現場はチーム、オフィシャル、関係者が多くいる。ピエール北川氏は、その現場にいる人に向けて、“いつものSUPER GTと同じ環境を作ること”を考えたという。そして様々なアウトプットがあることにより、アプリやテレビ、ラジオを通して楽しんで聞いてくれるファンがいる。そのためには「いつも通りの実況を行おう」と考えたという。

場内実況はいわば1人で実況・解説・その先の展開などを伝えるため、1人で何役もこなす必要があるそうだ。ピエール北川氏は、順位もなるべく全てを伝えるようにし、音声だけで聞いてくれている方に状況が分かるように伝えている。また、場内実況は目の前にいるファンとの距離がすごく近く、「旗を振って!」や「ドライバーに拍手を!」といった実況に対してファンがリアクションを取ってくれて、SUPER GTは、ほかには無いコミュケーションが取れるレースだという。

しかし無観客レースになったことで、そのリアクションがなくなったことによって、「ファンの大きさ、大切さを再認識した」とピエール北川氏はいう。こんなにもレース、ファン、実況が一体となっているレースはほかには無いと感じたという。

第2戦(富士)はスポーツ専門チャンネルのJ SPORTSの番組で実況を担当した関係で、場内実況は行なっていない。テレビは専門の解説の人がいたり、順位表もテロップなどで表示できるなど、場内実況とは違う環境のため、コンテンツに合わせた話し方や見せ方などを考えたそうだ。

第3戦(鈴鹿)は再び場内実況に戻る予定だ。鈴鹿も無観客レースとして開催されるが、場内だけでなく、アプリ、テレビ、鈴鹿も地元FMが放送を行うかもしれないので、それらの放送を楽しみに聞いてくれるファンが楽しんでくれるような実況を行う予定だ。

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