2戦連続で“似た”クラッシュ。エスパルガロ弟はアプローチを変えるべき?

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レッドブルリンクで行なわれたMotoGP第5戦オーストリアGPでは上位を走行するKTM勢同士で接触しクラッシュ。両者ともにリタイアに終わるというアクシデントがあった。

赤旗中断を経てリスタートされた20周のレースで、KTMのポル・エスパルガロは新品のミディアムが残っていなかったことから装着したリヤのソフトタイヤに苦戦。ポールポジションスタートだったが徐々に後退し、9周目には表彰台圏内から滑り落ちてしまった。

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そしてターン4では追い上げてきたミゲル・オリベイラ(テック3・KTM)が、エスパルガロと接触。そして両者ともクラッシュしてレースを終えることになった。

エスパルガロは前戦チェコGPでもクラッシュによってレースを終えている。その際はエスパルガロがラインを外した隙にヨハン・ザルコ(アビンティア)がイン側に入ると、ラインへ戻ってきたエスパルガロと接触、という形だった。

エスパルガロはオリベイラとのクラッシュ直後からピットに至るまで憤慨している様子が映し出され、一方のオリベイラもクラッシュに納得できていないジェスチャーを投げかけていた。

オリベイラはチェコGPでのクラッシュと今回のクラッシュの両方が“同じ性質”の物だと考えており、エスパルガロはレースへのアプローチを変えることを考慮する必要があると示唆した。

「結局のところ、KTMのライダーに適用できるような強力な何かは無いんだ」

この事態にKTMの介入を望むのかと言う問いに、彼はそう答えた。

「要するに僕らは互いに競い合っているんだからね」

「もちろん、KTM勢の間で起こったことだというのは、更にフラストレーションの溜まるものだ。でも結局は他のライダーと同じように受け取らないといけない。ライダーに争うなと求めることはできないんだ。そして僕が思うところでは、どのライダーにも何か違ったことはできなかったのかを理解しようとする心があると思う」

「もし僕がポルだったなら、直近2回の同じような性質のインシデントを経て、レース全般へ適切なアプローチをしているかを考え始めるだろうね。なぜなら現時点では疑問符が浮かぶからだ」

しかし槍玉に挙げられたエスパルガロは、このクラッシュをレーシングインシデントだと定義している。

「僕はワイドに膨らんでいたし、ミゲルも実際には少し膨らんでいた。データをチェックしたらそうだったんだ」と、エスパルガロは言う。

「トラックのアウト側でスロットルを開けていて、彼はイン側でスロットルを開けていた。彼には僕が見えていなかったし、僕も彼を見ることができず、衝突してしまった」

「これは僕らが“レーシングインデント”と呼んでいるもので、僕らは本当に同意している。僕には他に何もできなかった。白線に乗っていて動けなかったんだ。そして彼は僕が見えていなかった」

「ミゲルのことはよく知っているし、いい関係を築いている。彼がどんな動きをするにしろ、それについてよく考えていることも知っている。彼がこういった動きをとったのは、オーバーテイクできると確信していたからだ」

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