自動車排ガス浄化部品製造の日系企業 新型コロナ後の中国市場に自信

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昨年末に生産を開始した、蘇州市ハイテク産業開発区のNGK(蘇州)環保陶瓷の第2工場。(資料写真、蘇州=新華社配信)

【新華社南京8月20日】中国江蘇省の蘇州ハイテク産業開発区(高新区)に拠点を置く日系企業NGK(蘇州)環保陶瓷は、同開発区に進出し19年になる自動車排ガス浄化用部品製造分野の企業で、製品の国際市場でのシェアは5割を上回っている。

昨年末に生産を開始した、蘇州市ハイテク産業開発区のNGK(蘇州)環保陶瓷の第2工場。(資料写真、蘇州=新華社配信)

名古屋市に本社を置く親会社の日本ガイシは1919年に創業、百年の歴史を持つ企業で、エネルギーインフラ、セラミックス、エレクトロニクス、プロセステクノロジーを主要4事業部門としている。米国、メキシコ、ポーランド、ベルギーなど世界各地に子会社57社を有し、従業員総数は2万人を超える。NGK(蘇州)環保陶瓷はセラミックス事業部門に属し、グループ企業の中で資本金が最大の企業となっている。

14日、感染症の流行期間中に生産作業を指導するNGK(蘇州)環保陶瓷の長良直総経理(右)。(蘇州=新華社配信)

5度の増資と10度の設備投資を経て、同社の生産能力は設立当初から20倍拡大した。昨年末には30億元(1元=約15円)を投じた新規プロジェクト建設が完成しており、全面稼働後は年間生産額が倍増して50億元に達する見込み。

新型コロナウイルス感染症流行の影響で、5月中旬に予定していた新生産拠点の開業式典は延期されたものの、同社の長良直総経理はコロナ後の生産に大いに期待している。長良氏は、中国では7月に厳しい排ガス規制「国6」が施行され、第2四半期(4~6月)は自動車販売量が着実に回復していると指摘し、「新型コロナ前の状態まで回復する自信がある」との考えを示した。(記者/楊丁淼)

14日、NGK(蘇州)環保陶瓷の長良直総経理。(蘇州=新華社配信)

14日、名古屋の日本ガイシ本社ビル。(蘇州=新華社配信)

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