中国のスーパーマーケット、売り上げ低迷 消費傾向に変化も

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海南省海口市のスーパーマーケットで月餅を選ぶ来店客。(9月26日撮影、海口=新華社記者/郭程)

【新華社北京10月18日】中国消費ビッグデータ研究院の陳立平(ちん・りつへい)院長はこのほど、全国のスーパーマーケットの売上高は7月、前年同月比4%減少したとし、低迷からまだ抜け出ていないとの見方を示した。今年の国慶節と中秋節の大型連休期間中(1~8日)もほとんどのスーパー運営企業の売上高が前年同期を下回った。

陳院長によると、これらのデータは主に、螞蟻(中国)商業連盟が会員企業55社の4千以上の店舗を対象としたPOSデータの調査と、全国のスーパー154店舗に対するアンケート調査による。

スーパー運営企業のほとんどは拡張に慎重になっている。同氏は「スーパー業界の企業の多くは地方政府や銀行から低金利融資や利子補給を受けているが、将来への不安から拡張に踏み切れずにいる。7月の新規出店数は前年同月比で4%減った」と指摘する。

陳院長によると、消費者の消費傾向には次の三つの変化が見られる。一つ目は大容量商品の人気の高まり。量販式商品の売上高は今年、前年同期比でプラス成長を維持しており、うち3月はピークに達した。米や小麦粉などの食糧や食用油の量販式商品の売上高は約70倍に急増した。二つ目は贈答用商品の低迷。酒類に代表される贈答用商品の2月の売上高の前年同月比は過去最低のマイナス98・9%に落ち込み、3月はやや持ち直した。ギフトパッケージされた酒類は贈り物としての性質が色濃く、3~7月もマイナス成長にとどまった。三つ目は健康への関心の高まり。健康食品の代表格とされる牛乳は好調で、売上高はプラス成長を維持し、伸び率は乳製品全体を上回った。高品質の瓶詰め牛乳は特に売れている。

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