何が「名もなき家事」?男女で認識の違いが大きい「3つの家事」とは

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Roman Samborskyi/shutterstock.com

家事や育児を担当することが多い妻たち。ここ最近で「名もなき家事」が話題になってきています。名もなき家事というのは、例えば洗濯や料理など名前がついている家事の周辺にあって、気付きにくい家事のことをいいます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって夫婦が家にいる時間が長くなったことで、名もなき家事はどう変化したのでしょう。今回はリンナイ㈱の「夫婦の育児・家事に関する意識調査」をもとにして、名もなき家事の実態に迫っていきます。

コロナの影響で「名もなき家事」は増えた?

リンナイ㈱の「夫婦の育児・家事に関する意識調査」において、COVID-19の中で名もなき家事が増えたかどうかを聞いたところ、「とても増えたと感じる」が12.9%、「やや増えたと感じる」が34.8%、合計で47.7%との結果になりました。約半数は名もなき家事が増えたと感じていることがわかります。

名もなき家事が増えたと感じるかについて(出典:リンナイ調べ)

参考記事

ニュースレター

女性からみた「名もなき家事」、男性からみた「名もなき家事」

名もなき家事が増えたと感じる人が半数いる中で、実際にどんなことを「名もなき家事」と感じているのでしょうか。(複数回答)

女性からみた「名もなき家事」

  • 毎日の献立を考える(66.8%)
  • シャンプーや洗剤などの補充をする(50.6%)
  • 食器を食器棚に戻す(48.2%)
  • 消耗品の在庫を確認する(45.4%)
  • 段ボールや箱をつぶして捨てる(45.2%)

毎日の献立を考えることが女性にとっては「名もなき家事」と認識しやすいことのようです。昨日のメニューとかぶらないようにしつつ、栄養バランスや冷蔵庫にある食材を確認するなど、献立を考えることの周りにも、さらに名もなき家事がありそうです。

また段ボールを潰すに関連して筆者が感じたのは、ゴミの仕分けや、スプレー缶をゴミとして出す時に穴を開ける作業です。ちょっとしたことなのですが、面倒だなと感じることもありましたね。

男性からみた「名もなき家事」

  • 食器を下げる(38.2%)
  • 洗濯物をたたむ(35.0%)
  • 食器を食器棚に戻す(32.0%)
  • シャンプーや洗剤などの補充をする(30.4%)
  • 段ボールや箱をつぶして捨てる(29.2%)

女性と共通する「名もなき家事」もありますが、「洗濯物をたたむ」に関しては男性の方が名もなき家事と感じているようです。

「名もなき家事」と感じることについて(出典:リンナイ調べ)

男女で認識の差が大きかった3つの「名もなき家事」

女性と男性で「名もなき家事」との認識の違いが大きかったのは「毎日の献立を考える」「消耗品の在庫を考える」「PTA活動に参加する」でした。献立を考えることに関しては、女性が料理を担当することが多いのが関係しているのでしょう。PTA活動への参加は、筆者の経験からも女性の方が圧倒的に多かったです。例えば授業参観やボランティア活動でも、参加するのはほとんどが女性(母親)でした。

男女で認識の違いが大きかった3つの「名もなき家事」について(出典:リンナイ調べ)

まとめ

掃除や洗濯、料理などはっきりと家事とわかることの周りにあって見えにくい「名もなき家事」。でもその数はもはや数えきれないほどあるのではないでしょうか。意識せずにこなしているけれど、実は名もなき家事の負担は大きいと思われます。

1人の人が名もなき家事を負担するのではなく、「気づいた人がやる」というスタンスで家族全員で取り組んでいくのが「名もなき家事」なのかもしれません。

【参考】

調査時期 :2020年9月18日~9月22日

調査方法 :インターネット調査

調査対象 :20~40代の既婚男女(小学生以下の子ども有の方) 計1,000人

調査地域 :東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県

渡辺 ももえ

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