スポーツ番組なのに特集はなぜか「ローラ」 フジテレビ『ジャンクSPORTS』が完全に迷走中

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番組公式サイトより

健康美を保つためにトレーニングをするのは確かに「スポーツ」かもしれないが……。

フジテレビのスポーツバラエティ番組『ジャンクSPORTS』が、野心的な取り組みに挑戦している。これまではスタジオに一流アスリートを招き、ダウンタウンの浜田雅功の巧みな話術によって引き出されるエピソードトークが売りだったが、ここにきて番組内容が徐々に変化してきているようだ。

10月25日放送の最新回で取り上げられたのは、現在アメリカで暮らすタレントのローラだった。その内容は、鍛えられたボディがSNSなどで話題の彼女に密着し、美ボディの秘訣を探るもの。ほぼ1時間、ローラが出ずっぱりだった。

「これはストイック過ぎる芸能人の私生活に密着するもので、ローラが第3弾。第1弾はGACKTで、第2弾は西川貴教でした。『ジャンクSPORTS』はここ半年ほど内容が変わっており、ほかにも最近は“天才キッズ”と題して、驚異的なテクニックを持つさまざまな分野の子どもを集め、プロ選手と対決したり、タイムを競ったりしています。TBSの『炎の体育会TV』と似ていると言われてますね」(キー局関係者)

2000年に放送がスタートした『ジャンクSPORTS』は、“確実に数字が取れる番組”だった。05年には年間平均視聴率が15%に達し、同年には20%超の数字も記録。だからこそ、2010年に一旦は終了させた番組を、18年に再び復活させたわけだが、目算が狂ったのは東京五輪の中止が原因だ。

「再レギュラー化以降はなかなか数字が上がりませんでしたが、東京五輪が盛り上がってくれば、一気に巻き返せると踏んでいたのでしょう。マイナー競技のメダル候補をコツコツと取り上げ、一生懸命“タネまき”をしていましたが、五輪は延期になってしまった。視聴率は2ケタどころか5%にも届かない有様です」(同上)

まさか五輪が延期されるなど、誰も予想し得なかったこと。ただ、家族団らんの日曜19時に低視聴率番組を放送し続けるのは、局としてダメージが大きいだろう。しかし、そこで簡単に打ち切れないのがフジテレビの辛いところだ。

「この時間帯は再開当初、裏に視聴率20%を取る『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)があり、その他も『アメトーク』(テレビ朝日系)、東大王(TBS)、『モヤモヤさまぁ~ず2』(テレビ東京)など、強豪揃い。レギュラー放送再開を打診した時、浜田雅功は相当渋ったようで、当時の会見では不安を隠さずに『裏(番組)が強いからな~……』とこぼしていました。一度終わった番組を再開するという発想も、前向きに捉えられなかったのでしょう。それでも無理を言って再登板をお願いした手前、『数字が悪いので終わります』とはなかなか言いにくいでしょうね。となると一筋の希望は、来年の東京五輪ですが、これが中止になるようならいよいよおしまいでしょうね」(週刊誌芸能欄担当記者)

最近では、「出前がスイスイスイ」と軽妙に歌うCMをよく目にする浜田雅功だが、番組のほうは「スイスイスイ」とはいかないようだ。

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最終更新:2020/10/28 11:00

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