「もったいない精神」の日本、実は食品廃棄量世界トップクラスだって知ってました?

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強く心にとどめておきたい。

日本には古くから「もったいない」の精神が根付いているといわれ、少し前には世界的な流行語ともなりました。

しかし実際は、日本の年間食品廃棄量は世界トップクラスで、食べられるのに廃棄される「食品ロス」は612万トンにもなるのをご存知でしょうか。

IBMが運営するWebメディアMugendai(無限大)に、この問題に正面から取り組む人物が登場。これまで捨てられていたモノを、ビジネスに変えた手腕とは。

「食べられるのに捨てられる」を「捨てずにすみ、安く買える」仕組みに大転換

インタビューに登場していたのは、アイムライズ株式会社代表取締役の佐藤亮一さん。同社は、食品ロスを少しでも減らすべく「もったいない事業」を展開しています。ひとことで言うなら、賞味期限が迫った余剰在庫を抱えたメーカーなどを小売店とマッチングするビジネスです。

希望価格や販路など、双方の条件が合った場合のみ商談が成立し、商品はメーカーから小売店へ直接搬送されるため、佐藤さんたちは在庫を抱える必要がありません。

これまでにも余剰在庫を買い取ってくれる現金問屋などは存在していたそうですが、買取値が安くなりがちで、販売先が不明確で自社ブランドの毀損に繋がりかねない点などから、敬遠される傾向があったそう。

多くの会社が賞味期限切れ間近の在庫を大量に抱え、しかもそのほとんどが廃棄される現実を知って事業を始めた佐藤さん。

「おいしい食品を食べて欲しいとお金をかけてつくったのに、それをさらにお金をかけて廃棄しなければならない」現実を変えようと、消費者に安価で販売するルートの開発に取り組んでいます。

着実に事業を広げ、すでに同社の売上の8割を占めるまでになった「もったいない事業」。しかし佐藤さんは「いずれなくなればいい」と語ります。

もったいない事業は、食品ロスの削減を目指しています。食品業界の企業努力、消費者の行動変化が進み、世の中から食品ロスが減り続けると、この事業は無くなるはずです。しかし、無くなるのであれば、それはそれで良いと思っています。その時は、当社の事業も社会の役にたち役目を終えたと捉えます。

その他にも「賞味期限」と「消費期限」の違いなど、食品ロスを減らすためにわれわれ消費者が何をすべきか考えるきっかけとなるインタビューの続きは、Mugendai(無限大)からご覧ください。

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