電子科技大などが開発した世界初の6G試験衛星、打ち上げ成功

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6日、太原衛星発射センターから打ち上げられた、世界初の第6世代移動通信技術試験衛星「電子科技大学号」を搭載した長征6号運搬ロケット。(太原=新華社配信)

【新華社成都11月7日】中国四川省成都市の電子科技大学は6日、成都国星宇航科技などと共同開発した世界初の第6世代移動通信技術(6G)試験衛星「電子科技大学号(天雁05衛星)」を同日午前11時19分(日本時間午後0時19分)に山西省太原衛星発射センターから運搬ロケット「長征6号」を使って打ち上げ、予定の軌道に投入したと発表した。

6日、太原衛星発射センターから打ち上げられた、世界初の第6世代移動通信技術試験衛星「電子科技大学号」を搭載した長征6号運搬ロケット。(太原=新華社配信)

同衛星は重さ70キロで、テラヘルツ波通信設備を搭載。衛星プラットフォーム上でアップダウンリンクを構築し、テラヘルツ波の負荷試験を実施する。これは宇宙空間におけるテラヘルツ波通信の世界初の技術検証となる。

テラヘルツ波通信はスペクトル資源の豊富さや転送速度などの優位性があり、地上・空間通信の分野での活用が有望視され、6Gの基幹技術の一つとなっている。

「電子科技大学号」衛星の開発現場。(資料写真、成都=新華社配信)

中国工程院院士(アカデミー会員)で国際宇宙航行アカデミー(IAA)会員、電子科技大学衛星産業技術研究院学術委員会主任の徐揚生(じょ・ようせい)氏は、今回、世界初の6G試験衛星を開発し、打ち上げたことは、中国の宇宙分野におけるテラヘルツ波空間通信技術が画期的進展を遂げたことを示していると指摘した。

同衛星は今後、スマートシティー建設や防災・減災、国土計画、環境保護、重要インフラ建設・モニタリングにも活用され、宇宙空間で国家戦略と経済・社会の発展に貢献していく。(記者/呉暁穎、陳偉)

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