未来のフリーエネルギー(後編)

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遂にフリーエネルギー装置が販売された!フリーエネルギー装置を開発したのは非営利組織、ケッシュ財団である。

ケッシュ財団は2005年末から2006年始めにかけてプラズマ反応器を開発し、フリーエネルギー技術によって地球資源問題や温暖化と水と食料問題の解決に取り組んでいるで。ケッシュ財団の所有するフリーエネルギー技術とは、現在の地球科学では一般化されていない。

そして、ケッシュ財団は遂に、2015年10月16日フリーエネルギー装置の普及版の製品化に成功し製品の販売を開始した。まるで、現在の石油・原発利権に宣戦布告するように、財団のウェブサイトには「平和を受け入れなければ、この装置の特許を全世界に公開すると」と掲載された。

果たして、現在の物理の法則上、「フリーエネルギー」は存在し得るのか?

画像©Daniel Reche PIXABAY

●ディラックの海とゼロ・ポイント・エネルギー

量子力学には、「ディラックの海(空孔理論、hole theory)」という概念がある。イギリスの物理学であるポール・ディラックが、提唱した理論で、我々が真空と考えている空間は、マイナス(負)のエネルギーを持つ電子で完全に満たされた「海」になっているというもので、これが「ディラックの海」と呼ばれる。

このマイナス(負)のエネルギーを持つ電子で完全に満たされた「ディラックの海」にプラス(正)のエネルギーを与えるとプラス(正)エネルギーの電子となって空間に飛び出す。飛び出した場所には孔(あな)が空き、そこにあったはずのマイナス(負)の電子が消えたので、残った孔にはプラスの電荷が残る。

そして、1932年アメリカのノーベル賞物理学者のカール・デイヴィッド・アンダーソン博士によってプラスの電荷の粒子が発見され、陽電子(=反粒子)の存在を証明した。以降、「真空とは何もない状態」ではなく、そこでは粒子と反粒子がペアで生成し、すぐに結合して消滅する現象が絶えず起こっていて、真空は「無」と「有」との間を常にゆらいでいる、と考える「場の量子論」が構築された。

そのような真空を「ゼロ・ポイント・フィールド」とも呼ぶ。「ゼロ・ポイント・フィールド」とは、仏教用語では「空(クウ)」、中国の気功での「気」のようなものである。

「ゼロ・ポイント・フィールド」には、最低のエネルギー状態の時に存在するエネルギー「ゼロ・ポイント・エネルギー」が存在するといわれている。「ゼロ・ポイント・エネルギー」のエネルギー変動は極小だが、宇宙空間に存在する全ての粒子の活動を計算すると、ほとんど無尽蔵のエネルギーが存在するという。

アメリカのノーベル賞物理学者のリチャード・フィリップス・ファインマン博士は、「一立方メートルの空間に含まれるエネルギーが、世界のすべての海の水を沸騰させるに足る」 と試算している。そのエネルギーの量は、莫大な量のエネルギーだと考えられている。アメリカ・スタンフォード研究所の物理学者ハロルド・E・パソフ博士によると、「ゼロ・ポイント・エネルギー」を無限のエネルギー源として利用することが可能だという。

実際に、1980代にアメリカ合衆国国防総省(ペンタゴン)が、パソフ博士が研究を進めていたゼロ・ポイント・エネルギー理論に基づく蓄電技術を「国家的重要課題リスト」として、ステルス爆撃機と光コンピュータ技術に継ぎ、三番目に位置づけている。

このような流れの延長線上で、今回のケッシュ財団の開発・発表したフリーエネルギー装置は、「ゼロ・ポイント・エネルギー」を利用し、生まれた技術だといえる。

つまり、ケッシェ氏のフリーエネルギー装置は厳密な意味では、本当に何も無いところからエネルギーを取り出す「フリーエネルギー」では無い。装置自体もコンセントで充電をするものになっている。つまり、エネルギー保存の法則にも反さず、物理学的な原理の証明が出来るのである。

しかし、疑問点も残される。先に述べた様にゼロ・ポイント・エネルギー」のエネルギー変動は極小である。それにも関わらず、「ゼロ・ポイント・エネルギー」からプラズマを生成するのに、結局プラス(正)のエネルギーが必要だが、それがケッシュ氏の言うように本当に「装置の高熱を抑えて」出来るかという事である。

●ニコラ・テスラとケッシュ氏の技術

ケッシュ氏の技術はニコラ・テスラのプラズマ技術を応用しているという。

ニコラ・テスラが開発したテスラ・コイルは、空心の円筒に一次コイルと二次コイルを巻き、二次コイルの巻数を非常に多くし、コイルが火花間隙をつけた共振回路になっている。エネルギー増大送信機にはテスラ・コイルを2つ使い、片方のテスラ・コイルからもう一方のテスラ・コイルに電力を無線で送電する。

その際に、プラズマエネルギーと共振させることにより、入力した電力よりも大きな電力を取り出すことができる。共振回路によりプラズマエネルギーと共鳴する周波数成分を取り出すことにより、テスラ・コイルにプラズマが流れ込み、入力電力よりも大きな電力が無限に取り出せる。

ニコラ・テスラは当初、イルミナテイのモルガン・スタンレー財閥から研究資金の援助を受けていたが、軍事利用を断ったため支援を打ち切られたという。悲しくも、平和利用の為に発明されたニコラ・テスラのフリーエネルギー技術は悲しくも現在、気象兵器HAARPにも応用されているというがー。

ニコラ・テスラのエネルギーは宇宙人の交信によって伝授されたもので、3次元の科学ではなく、霊性と統合した4次元、5次元の科学だという説があるが、実はケッシュ氏のテクノロジーに関しても同様の説がある。

物理学には、「多元宇宙論」というものがある。

「我々の宇宙が別次元の宇宙と、とある点・とある時間で接触して、エネルギーが移動する」という説だ。つまり、多元宇宙のプラズマのエネルギーは移動しえる。宇宙空間のプラズマに関しては、現在の物理学で証明不可な部分が多いが、この説だと、「高熱」がなくてもプラズマが共鳴出来る物質の前で次元を超えて生成されるのかもしれない。

更に、なんとプラズマは、自己組織化する力を持っているという説もあるのだ。これは、プラズマが一定レベルのサイズに達した場合に、「意識」を持つ可能性があることも意味していて、それが、「霊」と言われる存在なのかもしれない。この為、プラズマエネルギーを使いこなせるかは、使う人の魂の波動と共鳴できるかにも関わるという。

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●イルミナテイの終焉?

今、ケッシェ氏のような現代に於いてエネルギーを独占している支配層の圧力に屈せず、勇気をもって新分野に取り組んできたグループの努力が実を結び、世界を変え始めている。そして「クレムナの予言」にあるエネルギーについて、ようやく人類が思い出しつつあるのだ。

フリーエネルギー(ゼロ・ポイント・エネルギー)によってケッシュ氏が言ったように「世界は劇的に変わる」だろう。現在、ガソリン価格は日々下落していて、世界株安の要因の一つとなっているが、フリーエネルギーが普及すればガソリンは必要なくなる。

ケッシュ氏によると、「ガソリンは一ドル以下になるだろう」との事だ。原発も火力も発電所も必要なくなる。これはまさに「エネルギー革命」だ。物理学の教科書もいずれ書き換えられるかもしれない。そして、石油・原発利権によって世界の富の90パーセントを所有するイルミナテイも勢力を失う。

勿論、ニコラ・テスラが研究資金を打ち切られたように、イルミナテイ側の妨害はあるだろうがー。しかし、幸運にも現在の情報化社会によって我々はフリーエネルギーの情報を簡単に入手できる。我々がこうした有志によるフリーエネルギーの情報を知ることも、イルミナテイにとっては大きな痛手になる事は間違いない。

まさに世界が変化している。来る我々の未来は、旧来の独占階級による支配がようやく崩れ、明るいものになるのかもしれないー。

深月ユリア

ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血を受け継ぐ魔女占い師。ジャーナリスト、女優、ベリーダンサー、映画・イベントプロデューサーとしても活動

」文芸社

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