自分の判断がどこか偏っていると感じたとき、多くの人は「もっと情報を集めれば」と考えます。けれど17世紀のイギリスの哲学者フランシス・ベーコンが『ノヴム・オルガヌム』で示したのは、順序が逆だという指摘でした。知識を増やす前に、知識を受け取る側のクセを取り除く必要がある。これがこの著作の中心にある考え方で...