動画タイトル: For Those Exhausted by Socializing: GACKT on "What Matters in Relationships" | チャンネル: momotarou19_information
はじめに
アーティストのGACKT氏が、人間関係における「ネガティブな影響の遮断」と「自分の時間を大切にする生き方」について語った内容をまとめる。氏は「ネガティブな人は切るべき」と断言し、その理由をエネルギーの波及力や依存の構造から説く。また、「選ぶ」行為自体が執着を生むとして、扉を開けっぱなしにして人数を増やすことの重要性を説く。金銭トラブルなどの明確なルール設定や、「心を使う」と「気を使う」の違い、来る者拒まず去る者追わずの姿勢など、実践的な指針が示されている。
ネガティブな人との距離の取り方
「ネガティブな人は切るべきだと僕は思うんだよね。少なくとも人って影響されるから基本的に僕の周りにネガティブな人いないし。ネガティブとポジティブってどっちがエネルギー強いかって言ったらネガティブなんだよ。ネガティブのが圧倒的に波及効果が強いんだよね。」
GACKT
ネガティブなエネルギーはポジティブよりも強く周囲に伝播する。ネットのコメント欄を見てもネガティブな書き込みが目立つように、ネガティブな人はそのエネルギーをばら撒きたい衝動を持つ。周囲にネガティブな人が多ければ、よほど精神が強くない限り自分もネガティブになり、愚痴や諦めが当たり前になる。そのため、人間関係を整理し、ネガティブな影響を遮断することは自衛の基本となる。
「選ぶ」ことの落とし穴と教室の比喩
「100% この人はこういう人だって分かって 人を選べる人はい いない。それ大きな勘違いだから。」「その人たちは自分が選んだっていうことを自負に思ってるから、私は普段そんな風に自分の心を開くこともなければ……そうやって自分の座席に人をなかなか座らせないタイプの私が 選んだこの人がそんなことするわけないっていう思い込みが走るから座席が少ない分 その人たちに対する執着めちゃくちゃ強くなるんだよ。」
GACKT
自分で厳選した少数の「キーパーソン」だけを心の教室に招き入れるタイプは、選んだ相手への執着が強くなり、相手の裏切りや変化に気づけなくなる。相手を完全に理解できる人間はいないし、長い付き合いでも相手の本音は分からない。氏は「教室の人数をめちゃくちゃ増やすことで扉を開けっぱなしにすること」を勧める。出入りが激しくなれば誰かがいなくなっても気にならず、執着から生まれる誤判断を防げる。
ルール決めで関係を整理する
「もちろん信じ込みすぎると見えなくなるしつでも切る準備をしてなきゃダめだっていうことで自分の中でルール決めがあって 例えばこれこれこういう問題が起きた時は切ろう うん 人間関係はねっていうルール決めはしっかりやっとくべきだと思うね例えばどんなに小さな金額でも金銭関係でとらぶった時には必ず切るとかね」
GACKT
感情や思い入れで判断を誤らないよう、あらかじめ「この問題が起きたら即座に縁を切る」というルールを自分の中で定めておく。特に金銭トラブルは金額の大小に関わらず、小さな額で問題を起こす人は大きな額でも問題を起こすため、発生した時点で切ると決めるのが賢明だ。「幼馴染みだから」「家族だから」「仕事仲間だから」と理由をつけて整理を先送りすれば、自分の人生を台無しにし、後で他人のせいにする言い訳しか残らない。言い訳をしない生き方をするなら、人間関係の整理は必須である。
「心を使う」と「気を使う」の違い
「人に心を使うことはあっても、僕は気を使ってはいきたくない。」
GACKT
相手を思いやる「心を使う」ことはあっても、相手の顔色をうかがい、無駄な時間を費やす「気を使う」ことはしない。理解しようとしない相手に長時間説明するより、「そうなんだよね」と一言で終わらせ、自分の貴重な時間を有意義に使う。育てたいと思う相手であれば時間をかけるが、そうでなければ気を使わずに距離を置く。これが氏の時間に対する誠実さの表れだ。
来る者拒まず、去る者追わず、しかし連絡は自分から
「僕はまず来るものは拒まず、去るものは追わないって決めてんだよね。ただやらなきゃいけないこととして、例えばその先輩とか後輩とかには自分からとにかく連絡するようにはしてるわけ。必ず お元気ですかとか お久しぶりですとか ていう連絡は常に自分からやるようにしてるんだよね。」「忙しいから会えないっていうのは言い訳で忙しいだけど相手に時間を作ってもらう ていうのはそれって努力と誠意だと思うんだよ。」
GACKT
関係の始まりと終わりを自然に受け入れつつ、礼儀として先輩・後輩には自分から連絡を入れる。忙しいのは互い様であり、「忙しそうだから連絡しない」のは言い訳に過ぎない。相手の時間を作ってもらう努力こそが誠意であり、人間関係を築く基本姿勢だという。
おわりに
ネガティブな影響を遮断し、執着を生む「選別」をやめ、明確なルールで関係を整理し、自分の時間を守るために「気を使わない」生き方を選ぶ。GACKT氏の言葉は、人間関係の悩みを抱える現代人に、静かで力強い指針を与えてくれる。