観葉植物を枯らしてしまっても、また育てたくなるのは自然なことです。そこには「暮らしを少し良くしたい」「部屋の空気を変えたい」という気持ちや、自然に惹かれる本能が隠れています。枯れる原因は園芸の知識不足だけでなく、心の癖や置き場所の環境も関係しています。ここでは、枯らしやすい心理と、無理なく世話を続けるための具体的な工夫をまとめます。
植物を枯らしてしまう2つの心の癖
観葉植物が枯れる原因としてよく挙がるのが水やりです。水やりの失敗は、大きく2つのタイプに分けられます。
完璧主義タイプは世話をしすぎる
「絶対に枯らしたくない」「ちゃんと育てなければ」と思うほど、水や肥料を与えすぎてしまうことがあります。植物は構えば構うほど元気になるわけではなく、過度な干渉で弱ることもあります。失敗を避けたい気持ちが強い人ほど、不安から何かしなければと動きやすく、そのやりすぎが逆効果になるのです。
キャパオーバータイプは存在を忘れてしまう
仕事や人間関係のストレスで余裕がなくなると、植物まで気が回らなくなります。水やりを忘れたり、気づけば何日も放置してしまったり。これは植物に対して不真面目なのではなく、心の処理能力が限界に近いサインです。人は余裕がなくなると、緊急性の低いものから意識の外に追いやります。植物は水が欲しくても言葉で知らせられないため、後回しにされやすいのです。
どちらの場合も、「自分には育てるのが向いていない」とすぐに決めつける必要はありません。完璧主義、疲労、置き場所の環境が合わないなど、複数の要因が重なっていることが多いからです。