30年前と比べて、給料はほとんど増えていないのに、物価や社会保険料の負担だけが大きくなっています。缶ジュースはかつて100円が当たり前でしたが、今は自販機で150円前後になることも珍しくありません。ガソリン価格も90円台から180円を超える水準まで上がりました。この記事では、家計を圧迫する変化を整理し、無理なくできる支出の見直し方を紹介します。
30年前と今、家計を圧迫する3つの変化
まず、何が家計を苦しくしているのかを確認しておきます。大きく分けると、税金と社会保険料の負担増、物価の上昇、そして収入の伸び悩みの3つです。
- 消費税の導入と増税:1989年に3%で始まり、現在は10%になっています。同じ買い物でも、税負担は約3倍です。
- 社会保険料の負担増:2000年に介護保険料が導入され、2003年からはボーナスからも社会保険料が引かれるようになりました。手取りは額面より少なく感じやすくなっています。
- 物価の上昇と平均年収の減少:牛丼やチョコレート菓子など身近な商品の価格が上がる一方、平均年収は30年前より下がっているという指摘もあります。
身近な例では、牛丼が280円から450円前後、チョコレート菓子が60円から98円になったという変化もあります。金額だけ見ると小さくても、毎日の積み重ねで家計への影響は大きくなります。