タレントの藤本美貴さんが、結婚を決める際の基準について語った言葉が多くの共感を集めている。付き合いたての「好き好き、キュンキュン」という感情が薄れていく中で、何が二人を支えるのか。その答えは意外なほどシンプルで、かつ現実的だった。
「嫌いなところを許せるか」が分岐点になる
藤本さんは、相手の嫌な部分が見えてきたとき、「ここちょっと嫌だな」と思えるポイントを「ま、いっか」と受け入れられるかどうかが、結婚の決め手になると語る。
「ここちょっとやだけど、ま、いっかって思える人だったらいいなって。嫌いなところを許せるっていうのが結婚の決め手でもあるし」
藤本美貴
完璧な相手など存在しない。お互いの欠点を知ったうえで、それでも「ま、いっか」と笑って流せる余裕があるか。それが長く続く関係の土台になるという示唆だ。
離婚を「失敗」ではなく「選択肢」として捉える視点
さらに藤本さんは、結婚前にすべてを理解しようとすること自体に無理があるとも指摘する。「結婚しなきゃわかんないことだってある」と前置きしたうえで、離婚を過度に恐れる必要はないと語る。
「やったら離婚したらいいんだと思うよ。いいじゃん。離婚ってそんなすごい恥ずかしいことでもないし、結婚してみたら合わなかっただけっていうところもあるじゃん」
藤本美貴
この言葉には、結婚を「ゴール」ではなく「スタート」として捉え、そこから二人で調整し続けるプロセスそのものが夫婦関係だという覚悟が込められている。
「すり合わせ続けること」こそが夫婦の営み
子どもができれば考えるべきことは増える。それでも「合わないところをこうすり合わせていくっていうのが夫婦なのかなと思います」と藤本さんは締めくくる。正解のない問いに向き合い続けること。それ自体が結婚生活の本質なのかもしれない。
完璧な相手を探すのではなく、不完全な二人でどう折り合いをつけていくか。藤本さんの言葉は、結婚を控える人だけでなく、すでにパートナーと歩んでいる人の背中をそっと押してくれる。