クローゼット断捨離で失敗しない「始める順番」|全部出す前にやること
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クローゼット断捨離で失敗しない「始める順番」|全部出す前にやること

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休日にクローゼットの中身を全部床に出したものの、夕方になっても山が減らず、結局また押し戻して終わった。片付けようとして部屋がもっと散らかるのは、意志が弱いからではありません。一人で全部出すやり方が、そもそも無理の多い手順だったという話です。

テレビの片付け特集では、家の中身を一気に出す場面がよく映ります。でもあの現場にはプロやスタッフがいて、運び出しも手伝っています。一人で同じことをすれば、判断に疲れて中断しやすくなります。順番を変えれば、同じクローゼットでも失敗の可能性はかなり下げられます。

全部出す前に、明らかにいらないものだけを先に減らす

断捨離のやり方には「全部出す派」と「少しずつ派」があります。どちらかを選ぶのではなく、両方のいいところを順番に組み合わせる方法が、経験者の間では失敗が少ないと言われています。

最初にやるのは、全部出すことではありません。目に見えて明らかにいらないものだけを拾って捨てていきます。迷うものには手をつけません。こうすると、家の中のものはおおよそ2割ほど減ると言われています。あくまで経験則の目安ですが、先に量が減ることで、その後の作業が楽になるのは確かです。

全部出す場合も、この「先に2割減らす」を挟むと、床に広がる山が小さくなり、判断する枚数も減ります。残っているのは迷う余地のあるものだけなので、仕分けが早く終わります。捨てたものを家に置いたままにしないため、ゴミの収集日に合わせて出すのも実用的です。

全部出すなら、次の条件を揃えておく必要があります。

  • 朝から始める
  • 食事や家事を前もって済ませる
  • 家族に断捨離をする日だと伝えておく

判断には気力を使うため、昼食の準備で中断するとそのまま止まりやすくなります。条件を揃えられない日は、無理に全部出さない方が安全です。

最初に手をつける場所は、判断が簡単な場所から

全部出すにせよ少しずつ進めるにせよ、最初の場所選びで失敗のしやすさが変わります。おすすめは洗面所の引き出しです。スペースが小さく、全部出しても床が埋まるほどの量にはなりません。使いかけの石鹸や古い歯ブラシなど、迷わずに判断できるものが多い場所です。

キッチンも同じ理由で始めやすい場所です。毎日立つ場所なので、片付いた効果を早く実感できます。使い捨ての割り箸が束で眠っていたり、賞味期限の切れた調味料があったりすれば、迷う余地はほとんどありません。思い出の品が少ない場所ほど、手が止まらずに進められます。

クローゼットや押し入れには、昔の手紙や記念品など判断に迷うものが潜んでいます。最初にそういう場所から始めると、途中で感情に引っかかって止まりやすくなります。まずは洗面所やキッチンで小さな成功を一つ積んでから、次の場所へ進むのが折れないための近道です。

クローゼットは「奥から」減らすと床を散らかさない

クローゼットや棚に手をつけるときは、手前から全部引っ張り出すのではなく、奥に埋もれているものだけを先に引き出します。手前にあるものは普段よく使うものなので、一度出すと生活が回らなくなりがちです。奥に長く触れていないものは、高い確率でいらないものです。

奥の不要品だけを捨てると、棚の中に空きができます。その空きを頼りに、手前のものを少しずつ詰め直して戻していけば、床に山を作らずに収納の余白を増やせます。地味ですが、部屋が始める前より悪くならない方法です。

屋根裏や天井裏から始めるのも、同じ「先に空を作る」考え方です。屋根裏は片付けている間も毎日の暮らしに支障が出ません。使っていないものを処分して空にすれば、下の部屋でたまにしか使わない季節物や記念品の置き場所にもなります。時間はかかりますが、生活スペースを一気に軽くできます。

散らかりすぎて空を作る場所もないときは

部屋が散らかっていて、空を作る場所すらないという状態もあります。そういうときは、1日に3つから5つ、目に入ったいらないものだけを捨てる習慣から始めます。数えられるほどの量なので、今日は無理という日がほとんどありません。探す必要もなく、目についたものを手放すだけで十分です。

これを1か月続けると、床や棚に少しずつ空きが生まれます。空きができてから、残りのものを動かす。この順番が片付け全体の土台になります。

捨てる基準は「今の生活に必要か」で考える

収納の奥に眠っていたものは、そこにある時点で普段使っていないものです。必要なものなら、すでに手の届く場所で使われているはずです。迷ったときは「今の生活に必要か」を基準にすると、判断が早くなります。

とはいえ、思い出の品まで同じ基準で無理に捨てる必要はありません。そういうものは後回しにして、まずは消耗品や期限の切れたもの、使い道のないものから手放すのが現実的です。「必要になったらまた買えばいい」と考えて手放す人もいますが、買い直すかどうかは物によって違います。自分の中で迷いが強いものは、無理に判断せず保留にしても構いません。

クローゼットの断捨離は、全部出すか少しずつやるかの二択ではありません。先に明らかないらないものを減らし、小さな場所で成功してから、奥や残りに手をつける。この順番を守るだけで、部屋をこれ以上散らかさずに進められます。今日できるとしたら、洗面所の引き出しを一つ開けるか、目についたいらないものを3つ捨てるところからです。

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