全国を回る講演会で多くの相談を受ける野村ユキコさんは、夫婦の間で「いつ離婚したらいいですか」という声が後を絶たないと語ります。その背景には、家事を一人で抱え込み、我慢が積み重なる現実があります。
離婚の相談が多い現実
60代・70代の方からも「夫に言ってもやってくれなかった」「我慢して自分がやった方が早い」という相談が寄せられます。言葉を飲み込み、ギスギスした関係が続くと、子育てが一段落したタイミングで歯止めが効かなくなり、離婚を決断するケースが少なくありません。
家事を抱え込む悪循環
- 「私がやった方が早い」と片付けてしまう
- 相手も「うるさい」と感じ、協力を拒む
- 言わない方が平和だと諦め、溝が深まる
このサイクルが繰り返されると、二人で暮らすメリットそのものを見失いがちになります。
「一緒にやろう」というスタンスの大切さ
「自分で全部できるけど抱え込まないで、家のことなんだから一緒にやろうよというスタンスを作っとくことは、長く夫婦の時間を楽しむためには大事だと思っています。」
野村ユキコ
完璧にこなせるからこそ、あえて分担を提案し、協力を当たり前にする姿勢が、夫婦関係を長く豊かに保つ鍵となります。
結び
家事分担は単なる作業の分配ではなく、互いを尊重し合う関係づくりの第一歩です。小さな「一緒にやろう」が、将来の大きな安心につながります。