はじめに
お笑い芸人であり絵本作家、実業家としても活動する西野亮廣氏が、「うまくいく人」と「うまくいかない人」の分かれ目について語った言葉を紹介する。料理が苦手なら包丁を練習するように、仕事で成果を出すためには自分の弱点を放置せず克服する姿勢が求められる。性格や気質を理由に逃げない、プロフェッショナルとしての在り方が説かれている。
「苦手」を放置せず、克服するのがプロの仕事
要は包丁が苦手だったらそれ練習して苦手を克服しなきゃいけないし、プロの現場でなんか仕事する時って自分のこの成功を邪魔するものをとにかくこう潰そう潰して潰してやるじゃない。苦手をとにかく克服するじゃない。
料理が上手くなりたければ包丁さばきを練習する。同様に、職場で成果を上げたいなら、自分の成功を阻害する要因――苦手なスキル、知識不足、悪い癖――を一つずつ潰していく。西野氏はこの当たり前のプロセスを「プロの現場」では当然のこととして語る。苦手を「性格だから」と片付けず、技術として向き合う姿勢こそが、うまくいく人の共通項だ。
「暗い性格」は職場で通用しない
お前が暗いかどうかなんか知らない。それは家族の前に言っとけって話で、なんでその仕事現場でお前が暗かろうが仕事現場で明るく振る舞えよっていう話
「自分は暗い性格だから」という言葉を、仕事の場で免罪符にすることはできない。家庭やプライベートでどのような性格であっても、職場では求められる役割を果たすために明るく振る舞う。これが西野氏の示す「プロとしての最低限のマナー」である。感情や気質を仕事の言い訳にしない。その厳しさの中に、自由に働くための自律がある。
リーダーの表情がチームを決める
経営者がやる場合がある。そうすると誰がついてきただよ。そんなにボスに暗い顔すんなよっていうのあるね
立場が上になればなるほど、自分の機嫌や表情が周囲に与える影響は大きくなる。リーダーが暗い顔をしていれば、誰もついてこない。組織を動かす立場にあるなら、個人の感情よりもチームの空気を優先し、明るく振る舞う責任がある。これは単なる気配りではなく、組織を回すための現実的な戦略でもある。
おわりに
苦手を克服する努力、性格を言い訳にしない自律、立場に応じた振る舞い。西野氏の言葉は、特別な才能ではなく、誰でも今日から選べる「姿勢」の話だ。明日からの仕事で、一つだけでも「克服すべき苦手」を見つけ、手をつけてみてはいかがだろうか。