女優・芦田愛菜さんがインタビューで語った「信じること」「自分軸」「決断」「直感」「生きる意味」そして日々の習慣について、彼女自身の言葉を中心にまとめました。特別な説得ではなく、彼女が実際に感じてきた気づきとして静かに受け取ってみてください。
「信じる」とは、相手の見えない部分も受け入れること
芦田さんは「その人自身を信じているのではなくて、自分が理想とするその人の人物像みたいなものに期待してしまっている」と語り、裏切られたように感じるのは「見えなかった部分が見えただけ」だと説明しています。そのうえで「見えなかった部分が見えた時に、『それもその人なんだ』と受け止められる、揺るがない自分がいることが信じられることなのかもしれない」と述べています。
「その人自身を信じているのではなくて、自分が理想とするその人の人物像みたいなものに期待してしまっている」
自分軸を持つことの難しさと決断のプロセス
「自分の軸を持つのはすごく難しい」と前置きし、不安な自分が成功した自分や理想像にすがりたい心理を語ります。悩んだときは「自分の中で考えて、一番自分が得して行動できる答えを探し、行動を起こしたあとは『結果は決まっているから、なるようになるしかない』と受け入れる」としています。
「結果は決まってて、自分はそこに行くための方法を選んだだけなんだ」
直感を大切にしつつ、納得いくまで悩む
決断前には深く悩むものの、「最初に思ったこと=直感」を大事にし、すぐに決めるのではなく「納得がいくまで悩めばいい」としています。悩み切った後なら「あんだけ悩んだから仕方ない」と割り切れるといいます。
「ノーワインズ・フローレス」——欠点のなさより「完璧でない」ことを肯定する言葉
最近出会った「flawless(フローレス)」という単語に触れ、「ノーワインズ・パーフェクト(完璧な人はいない)」より「ノーワインズ・フローレス(欠点がない人はいない)」のほうが励まされると感じ、このフレーズを気に入っていると話しています。
生きる意味より「生きることそのものを愛す」
映画『スカーレット』を演じた経験から、「人生の意味を持たなきゃいけない」と縛られていた主人公が、死者の国での旅を通じて「自分自身を愛せるようになる」物語に共鳴。「意味を持って生きなきゃと言うのではなく、生きること自体に意味があり、生きることは愛することなのではないか」と感じたとしています。
本と手紙——日々の小さな幸せを育む習慣
幼い頃から本は「自分の世界を広げてくれる存在」であり、登場人物の経験が自分の土台になっていると語ります。また手紙は「相手を思って書く時間そのものが小さな幸せを運んでくれる」とし、書く側も受け取る側も温かい気持ちになれるとしています。
一日の予定は「詰め込みすぎない」がコツ
やることを紙に書き出すタイプだが、「一日にやりたいことを詰め込みすぎると、終わらなかったときに落ち込む」ため、「絶対に終わるくらいの予定に留める」ことで、余裕が生まれ効率よく過ごせると実感しています。
心にゆとりを持つ人へ
「心にゆとりがある人は周りへの気配りができ、素早く動ける」と憧れを語り、限られた時間を有効に使い、好きなことに打ち込めるような自分になりたいとしています。
彼女の言葉は、誰かを信じることの本質や、自分自身の軸をどう保つか、そして日常の小さな積み重ねが人生を豊かにするヒントを静かに示してくれます。