雪深き山奥、一人の青年が見た光景 遠い昔、ヒマラヤの山奥に一人の若き修行者がいた。世間では「雪山童子(せっさんどうじ)」と呼ばれた彼の顔にはまだ幼さが残っていたが、その瞳には生きとし生けるものすべてを救いたいという、鋼のような決意が宿っていた。財産も家族も捨て、ただひたすらに真理(ダルマ)を求め、厳...