朝の電車で、吊り革につかまる人たちの手元に小さな画面が光っている。短い動画が終わると、指が次の一本を呼び込む。「あと1本だけ」。そう思って画面を上へ弾く。気づけば降りる駅が近い。最後に見た一本は、本当に楽しかっただろうか。楽しくないのに指が止まらなかった、という経験は決して珍しくない。この「やめられ...