新宿・歌舞伎町に2023年春、大型複合施設「東急歌舞伎町タワー」が開業しました。ホテルや映画館、ライブホール、フードコート、ゲームセンターなどを備え、開業から1か月で累計来場者数が100万人を突破したとされています。ところが、しばらくすると平日のフードコートが空いている写真がSNSで話題になり、現状を知りたいという声が増えました。この記事では、実際に足を運ぶ前に知っておきたい状況と、自分に合う楽しみ方を整理します。
開業直後の熱気と、その後の落ち着き
開業当初はメディアにも大きく取り上げられ、外装や内装のデザイン、最新設備を目当てに多くの人が訪れました。特にフードコートは待ち列ができるほどの混雑だったといいます。しかし数か月後には、平日の昼や夜に人がまばらな様子がSNSに投稿されるようになりました。開業直後の目新しさが一巡したことや、価格設定、周辺の選択肢の多さが影響していると考えられます。
なぜ「一度行けば十分」になりやすいのか
写真映えする空間は、一度撮ると満足してしまい、リピートにつながりにくい面があります。また、フードコートの価格は若者や地元で働く人にとっては高めに感じられるという声もあります。歌舞伎町周辺には安くておいしい飲食店が数多くあるため、食事だけを目的にするなら無理にタワー内で済ませる必要はないかもしれません。ゲームセンターも同様で、周辺に娯楽施設が充実しているため、わざわざタワー内で遊ぶ理由が薄いと感じる人もいるようです。ホテルは高価格帯が中心で、宿泊特化型の「グルーブ新宿」は1泊3万円前後から、「ベルスタ東京」は1泊9万円台からという情報もあります。最上階のペントハウスは1泊300万円以上ともいわれ、観光やビジネスで気軽に泊まるにはハードルが高いかもしれません。
行く前に確認したい3つのポイント
1. 目的を絞る
映画館やライブホールを目当てに行くなら、空いていても満足度は下がりにくいでしょう。逆に「とりあえず見てみたい」だけなら、外観や無料で入れるエリアを短時間楽しむだけでも十分かもしれません。
2. 時間帯を選ぶ
混雑を避けたい人にとって、平日の昼や夜が空いているのは好都合です。ただし店舗によって営業時間や休業日が異なるため、公式情報で確認してから出かけると安心です。
3. 予算の上限を決める
フードコートやホテルの相場を事前に調べ、無理のない範囲で楽しむのがおすすめです。周辺には低価格の飲食店や宿泊施設も多いので、比較してから決められます。
合わないと感じたときの代案
実際に行ってみて「値段が高い」「雰囲気が落ち着かない」と感じたら、無理に滞在を続ける必要はありません。歌舞伎町周辺には昔ながらの飲食店や映画館、ゲームセンターが数多くあり、そちらを利用するのも一つの方法です。写真だけ撮りたい場合は、外観やライトアップを楽しんでから別の場所で食事をするという流れも考えられます。宿泊を検討しているなら、新宿駅周辺のビジネスホテルやカプセルホテルと料金を比べてみると、予算に合う選択肢が見つかるでしょう。
話題の施設でも、自分の目的や予算に合うかどうかが満足度を左右します。空いているから行かない、ではなく、何をしに行くのかを決めておけば、混雑や価格に振り回されずに済みます。次の休みの候補として、事前に公式サイトで営業状況や料金を確認してみてください。