冷蔵庫を開けたとき、奥の方でいつ買ったかわからない食材が眠っていませんか。牛乳パックの後ろに隠れたタレ、袋の底で溶けているほうれん草、倒れたボトルのキャップから漏れた液体。これらは「忘れっぽい性格」のせいではなく、冷蔵庫の中に「仕切り」と呼吸できる「環境」がないせいです。
この記事では、日本の台所で昔から使われてきた知恵をヒントに、今あるもので始められる11の習慣を紹介します。特別なグッズを買わず、紙袋・牛乳パック・段ボール・ペットボトル・クリップがあれば、今夜から試せます。
1. 野菜はビニール袋から出して紙袋へ
スーパーのビニール袋のまま野菜室へ入れると、野菜が出す水蒸気が袋の中にこもり、水滴になって葉にかかります。それが腐敗の始まりです。紙袋は呼吸します。買い物から帰ったら、紙袋の口を野菜室の高さに合わせて内側に折り込み、その中に野菜を立てて入れるだけで、水曜に買ったほうれん草が土曜までシャキッとします。
2. 棚は「平面」ではなく「引き出せるトレー」にする
ガラス棚のままでは、奥のものを取るたびに手前の容器が押し込まれ、気づけば奥で2週間古いヨーグルトが眠っています。飲み終わった牛乳パックやジュースの紙パックを横半分に切り、棚に差し込めば即席のトレーになります。乳製品用、調味料用と分けておけば、トレーごと手前に引き出すだけで全てが目に入ります。