歌手・俳優として活躍するGACKT氏が、仕事をする目的について語った言葉には、キャリアや人生の岐路に立つ多くの人の背中を押す鋭さがある。独立を目指す人、高い理想を掲げる人、生活のために働く人――動機は何であれ、結果を出すには「圧倒的な行動力」が不可欠だという。では、目的を持って自ら動く人と、与えられたタスクをこなすだけの人。10年後、両者の人生にはどのような差が生まれるのか。
働く理由は何でもいい。ただし「動かなければ結果は出ない」
GACKT氏はまず、仕事をする目的は人それぞれで構わないと断言する。会社を起こしたい、お金が欲しい、高い理想を実現したい――どの理由も正しく、間違いでもない。しかし、その目的を実現しようとするなら、圧倒的な行動力が求められる。動かずに結果が出せるならそれに越したことはないが、現実はそう甘くない。だから誰もが頑張るのだ、と氏は言う。
「動かないで結果が出せるんだったらそれに越したことはないけど、そんな簡単じゃないよね。だからみんな頑張るわけだよ。」
GACKT
10年後の分岐点:目的を持って動くか、与えられたタスクをこなすか
氏が指摘するのは、目的を持って自ら動く人々と、目的を持たず与えられたタスクだけをこなす人々。10年後には大きな差が開くという。前者には「変わる可能性」がある。後者は、10年経っても「ほぼ変わらない」。変わらない可能性の方が圧倒的に高い。
ここで言う「変わらない」とは、人間としての成長が止まるだけではない。生活も、給料も、置かれた環境も変わらない。どちらを選びたいか。それが問われているのだ。
変わらないことを選ぶのも、一つの個人の選択
ただし、GACKT氏はどちらが優れていると断じない。「何も変わらない方がいい」と判断すれば、それはその人の個人の選択であり、それを尊重すべきだと語る。大切なのは、無意識に流されるのではなく、自らの意志でどちらの道を進むかを決めることだ。
問いかけ:あなたは10年後、どこにいるか
目的を持って自ら動くか、与えられた枠組みの中で安穏と過ごすか。その選択が、10年後の生活・給料・人間としての厚みを決める。GACKT氏の言葉は、静かに、しかし確実に問いかけてくる。「どっちがいいっていう。そのうえで何も変わらない方がいいっていうのであれば、それはその人の個人の選択なわけだからいいと思うよ。」
あなたの10年後は、今日の選択の積み重ねの上にある。