Q2. 甘いお菓子の代わりにあずきを選ぶと、どんな良いことがある?
あずきには食物繊維とポリフェノールが豊富に含まれています。これらは体の錆を防ぐ働きや、お腹の中を整える働きが期待できる成分です。血管の健康維持にも役立つとされ、甘いお菓子を控えたいときの選択肢になります。
作り方は、あずきを水で洗い、たっぷりの水で煮て一度煮こぼして渋みを取ります。再び水を入れて柔らかく煮たら、砂糖の代わりに塩を少し入れると、あずき本来の甘みが引き立ちます。1回50gを目安に、1週間に2回ほど煮て冷蔵庫で保存すると、ヨーグルトに混ぜたり、お湯を注いであずき茶にしたりできます。
甘い和菓子が好きだった70代の男性が、砂糖を極力減らしたあずきを自分で煮るようになり、お通じがスムーズになったという例が紹介されています。これも仮の例です。腎臓病など持病がある方は、あずきに含まれる成分の影響を医師に確認してください。
Q3. 食欲がないとき、長いもは胃にどのように働く?
長いもの粘り成分は、胃の壁を優しく包み、傷つきにくくする働きがあるとされています。機械の滑らかさを保つ潤滑油のようなイメージで、食べたものを栄養に変える助けになると考えられます。
1回50gほどをすりおろして、そのまま食べるのが簡単です。加熱しすぎないことで成分をしっかり取れます。温かいご飯やそばにかけ、ポン酢や少量の醤油を垂らすと食べやすくなります。朝でも夜でも、続けやすい時間に小鉢として一品添えるとよいでしょう。
食が細くなり元気がなかった80代の女性が、すりおろした長いもをご飯にかけるようになって完食できるようになったという仮の例があります。ただし、長いもにアレルギーがある方は、かゆみや違和感が出た時点で食べるのをやめてください。持病や薬の服用がある方は相談が必要です。
Q4. 味噌汁は塩分が心配で避けています。それでも取り入れる価値はある?
味噌は発酵食品で、お腹の環境を整えるのに役立つ食材です。お腹の中を庭の土にたとえると、良い菌が増えると土が豊かになるように、味噌は良い菌を育てる助けになります。血管のしなやかさを保つとも言われますが、塩分を気にする方も多いため、食べ方の工夫が重要です。
目安は1日1杯。具だくさんにして汁の量を減らし、キャベツや大根、にんじん、きのこ、わかめなどをたっぷり入れます。昆布や煮干しで出汁をしっかり取ると、味噌を少なめにしても味わいが深まります。味噌は火を止めてから入れると風味が引き立ちます。
長年味噌汁を我慢していた60代の女性が、具だくさんにすることで毎朝の楽しみに変わり、お腹の調子がすっきりしたという仮の例があります。高血圧や腎臓病などで塩分制限がある方は、医師の指示に従って量や頻度を調整してください。
Q5. 骨や筋肉の衰えが気になります。煮干しは毎日どう使う?
煮干しにはカルシウムとタンパク質が含まれています。カルシウムは骨の土台を補強する材料、タンパク質は筋肉の補強に役立つ成分です。建物の柱や土台がしっかりしていないと傾くように、骨と筋肉を一緒に支えることが大切です。
1日の目安は3〜5匹程度。朝の味噌汁の出汁に使うのが手軽です。頭と腹わたを取り除くと苦みが抑えられ、フライパンで軽く炒ると香ばしくなります。出汁を取った後の煮干しも細かく刻んで料理に混ぜたり、そのままよく噛んで食べたりできます。噛むことは口の運動にもなります。
足元のふらつきを感じていた70代の男性が、毎日の味噌汁に煮干しを使い、出汁を取った後も刻んで食べるようにしたところ、散歩に出かけるのが楽しみになったという仮の例があります。煮干しには塩分も含まれるため、気になる方は塩分無添加のものを選びましょう。持病がある方や薬を服用している方は医師や薬剤師に相談してください。
まとめ
血管や骨を守るために、特別なサプリメントだけに頼る必要はありません。そば、あずき、長いも、味噌、煮干しは、いずれも昔から食卓にあった食材です。それぞれの食べ方のコツを押さえ、自分の体調や好みに合わせて無理なく続けることが大切です。気になる症状が続く場合は、食事だけで判断せず医療機関に相談してください。