Q2 青魚は物忘れにどう役立つの?
サバやアジなどの青魚には、頭の働きを健やかに保つための成分が含まれているとされています。青魚に含まれる油は、体の中の流れをサポートする働きが期待されており、厚生労働省の資料でも魚を中心とした食生活の良さが紹介されています。
毎日の食事に青魚を取り入れるなら、缶詰や酢漬けを活用すると手軽です。サバの水煮やイワシの缶詰は1缶150円程度で手に入り、骨の処理も不要です。週に3回ほど、1回あたり50gを目安に食べてみてください。酢と一緒に取るとさっぱりして食べやすく、玉ねぎのスライスと和えるのも良い方法です。塩分が気になる方は汁気を少し切ってから召し上がってください。
たとえば、骨を取るのが面倒で魚を避けていた人が、サバの酢漬けを小鉢に少しずつ出すようにした、という仮の例があります。続けるうちに朝の目覚めがすっきりしたと感じるかもしれません。ただし、青魚を食べれば必ず物忘れが改善するわけではなく、食生活全体の一部として捉えることが大切です。
Q3 よく噛むことが脳の刺激になるのはなぜ?
食べ物をしっかり噛むと、顎の筋肉が大きく動きます。この動きが頭部や顔全体の血の巡りを刺激し、脳の働きを活発に保つ助けになると考えられています。また、噛む回数が増えると唾液の分泌量も自然に増え、消化を助けるだけでなく口の中を清潔に保つ働きも期待できます。
硬いものを食べるのが面倒になると、柔らかいものばかり選びがちです。すると顎を動かす機会が減り、噛む回数も知らず知らずのうちに少なくなります。台所での工夫としては、ごぼう、にんじん、れんこん、かぶなどの食物繊維のある野菜を意識して選び、いつもより少し大きめに切ることです。煮込む時間を短めにして歯応えを残し、一口ごとに20〜30回ほど噛むことを意識してみてください。費用は1食あたり100〜200円程度で十分です。
たとえば、柔らかい丼や煮物が中心だった人が、大根やにんじんを普段より大きめの乱切りに変えてみた、という仮の例を考えてみます。すると自然と噛む回数が増え、数週間後には頭がすっきりする感覚が出てきたと感じるかもしれません。ただし、これはあくまで仮の例で、噛む力や飲み込みに不安がある方は無理をせず、医療者に相談してください。
Q4 柑橘の香りは気分や頭の切り替えにどう働く?
みかんやレモンなどの柑橘類の皮をむいたときに広がる爽やかな香りは、鼻から入った情報が脳の感情を司る部分へ素早く届くため、ぼんやりした頭をしゃきっとさせるきっかけになると考えられています。朝の台所仕事におっくうさを感じるときや、なんとなく気分が晴れないときに試してみてください。
やり方は簡単です。いつもなら捨ててしまう柑橘類の皮を軽く水洗いし、朝の温かいお湯を入れたマグカップに小さくちぎって入れます。お湯を注いでから数分間、立ち上がる湯気と一緒に香りを楽しむだけです。皮をすり下ろして紅茶や白湯に少し浮かべるのも良い方法です。特別な道具は不要で、費用は実質0円から始められます。
たとえば、朝の台所仕事におっくうさを感じていた人が、みかんやゆずの皮をカップに浮かべてみた、という仮の例があります。それだけで台所に爽やかな香りが広がり、気分がすっきり整うのを感じるかもしれません。ただし、香りの感じ方には個人差があり、気分の落ち込みが続く場合の治療に代わるものではありません。
名前がすぐ出ない、朝のぼんやり、体の冷え。こうした変化は年齢のせいと決めつけず、台所にある身近な習慣で整えられる余地があります。まずは一つ、無理のない範囲で試してみてください。持病や服薬中の方は医師・薬剤師に相談しながら、自分の体調に合う方法を選ぶことが大切です。