お笑いコンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶさんが、M-1グランプリ優勝後に経験した出来事を通じて、本当の味方とは誰なのかを語っています。売れてから寄ってくる人ではなく、苦労を知る最初の支援者こそが大切だという、痛みを伴う気づきの言葉です。
苦労を知る人が、最後の味方になる
苦労してる部分を1番知ってる人たちが最後味方になるから。1番そこのスタートラインだと思うから。売れて途中から応援するやつなんでファックなんだよ。
とろサーモン 久保田かずのぶ
久保田さんは、成功の過程で苦労を共にし、弱さを見せ合った関係性こそが、揺るぎない信頼の基盤になると説きます。途中から手のひらを返すような応援には価値がない、という強い言葉には、芸人として長く現場を見てきた重みがあります。
成功後に現れる「ゾンビ」のような人々
M-1優勝したらな、いっぱいDM来るわ。夢のようなDMがぐっとくるし。LINE今まで眠ってたキャバ嬢とかホステとかな、自分が湯上がりのままに口説き落とした。口説き落とせてない女たちが蘇ってくるわ。ゾンビみたいにな。
とろサーモン 久保田かずのぶ
優勝という結果を出した瞬間、かつて関わりが薄かった人々が一斉に近づいてくる現実を、久保田さんは「ゾンビ」と表現します。彼らが求めているのは人物そのものではなく、成功という肩書きや利益だということを、身をもって知ったエピソードです。
誘惑を断ち、最初の支援者を大切にする
俺もう自慢じゃないけど誰1人会ってはない。会ってはないのよ。行きたいよ。そら男だ俺も。で、こうして時立ってちょうど今ぐらいかなと思って見たら全員フォロー外してやがる。クソ野郎。そんなもんだよ人間ってな。
とろサーモン 久保田かずのぶ
誘惑があっても応じず、時間が経ってからSNSを確認すると、それらの人物はすでにフォローを外していたといいます。彼らの関心がいかに薄っぺらいものだったか、結果が証明しています。久保田さんは「途中から賛美したやつに拍手するやつあって、もう無視したらいいんだよ」と、割り切る大切さを伝えます。
最初から応援してくれる人を、頑張って大事にしたい
最初から応援してくれる人を頑張って大事にしてあげたいと思います。
とろサーモン 久保田かずのぶ
この言葉こそが、久保田さんの導き出した答えです。成功の有無に関わらず、スタートラインから変わらず傍にいてくれる人々への感謝と誠実さ。それこそが、人生のどんな局面でも揺らがない支えになるという、静かな決意の表明です。
誰が本当の味方かを見極めるのは、成功した後ではなく、苦労の只中にある今かもしれません。最初に手を差し伸べてくれた人を、忘れずに大切にしていく。その積み重ねが、最後まで続く信頼関係を築く唯一の道なのだと、久保田さんの言葉は教えてくれます。